

おはようございます。
今日はあらためて、「コンフォートゾーン」という言葉のほんとうの意味について語ってみたいなと思います。
一番中心に「コンフォートゾーン(安心・安全の領域)」があって、そのすぐ隣に「恐れの領域」、そこを抜けると「学びの領域」、そして一番外側に「成長の領域」が広がっているという図を見たことはありますか?
コーチング関連の学びを進めたことがある方なら、一度は目にされたことのある図かな、と思います。
(こちらの図は https://coach-liberte.com/world-coaching/self-foundation/comfortzone-diagram/ さんからお借りしました。)
コンフォートゾーンというのは、「既知の=自分がすでに知っている(と勘違いしている)領域」のことです。
本来、この世界は常に未知のもので成り立っているので、「全部わかっている」「知っている」というのはエゴの勘違いでしかないんですけどね。
■ 恐怖心と好奇心はまったく同じもの
自分が「知っている」と思い込んでいる世界から抜け出すのって、誰だって怖いものです。
コンフォートゾーンを拡大しようとする時、デフォルトで「恐怖心」が出てきます。
人間にはホメオスタシスが働いているから、それが「通常運転」なんですね。
でも、裏を返せば、「怖い」という思いが出ている時点で、そこには同時に「好奇心」が存在しちゃっているってことなんです。
恐怖心と好奇心って、実は別々のものではありません。
まったく同じひとつの現象を、どちらの角度から語っているかの違いでしかないのです。
「怖い」と言っている時点で、もう好奇心がムクムクしちゃっているわけです。
「怖いってことは、その先に興味を持っちゃってるよね」と、まずは自分で気づいてあげることがすごく大事です。
■ 成長とは「ほんとうの自分に出会う」こと
コンフォートゾーンの先にあるのが、「学びの領域」であり「成長の領域」です。
そして、真の意味での成長とは、「ほんとうの自分に出会っていく道のり」のことを指します。
人間には、当たり前に「成長欲」が備わっています。
まだ見ぬ自分に出合うこと。出合い続けること。
「これがほんとうの私だったよね」という、まったくあたらしいけれど、でも同時に懐かしい自分自身に出会っていく道のりです。
でも、コンフォートゾーンには「見せかけの安心安全」がドーンと横たわっているので、どうしてもそこに留まりたくなる気持ちが出てきます。
それが恐怖として感じられるんです。
でも、繰り返しますが、怖いってことはすでに好奇心が出ているってことだから、できる範囲で自分にやらせてあげてほしいんです。
■ 恐怖心の9割は「めんどくさい」でできている
未知の領域を前にして、恐怖心が出てきたら、まずは、「そうだよね。怖いよね。やったことないことだもんね。怖いのは当たり前だよ」と、自分にしっかり寄り添ってあげる。
その上で、できるところからスモールステップで動いてみることです。
恐怖心を因数分解した時、私の場合、情けない話ですが、9割が「めんどくさい」で構成されていることに気づきました。
やり方を知らないからめんどくさい。
「私にできる気がしない」「失敗したら嫌だ」「恥ずかしい」
それっぽい「やらない理由」をいくらでも並べてきます。
でも、成功している人たちはみんな「さっさと動いてさっさと失敗した方がいい」と言いますよね。
一歩動けば、その分だけ結果が出ます。
そこから「このやり方だとうまくいかないんだな」と気づけば、工夫が生まれます。
私たち人間には、最初から、その工夫する知性が備わっているんです。
だからそこに任せておけばいいんです。
■ エゴの声に従わず、魂を未知の領域へ
やる気を司る、脳の「側坐核」という部位は、動き始めないと興奮しないようになっているそうです。
だから、どんなに怖くても、めんどくさくても、とりあえず「2分間だけ」やってみる。
簡単なことからそれについて調べ始めてみる。
そうすると、どんどんやる気スイッチが押されていきます。
理性(エゴ)は、「ここにいれば安心安全だよ」と言って、私たちを見せかけの既知の世界に留めようとします。
でも、ほんとうの意味での私たちの「魂」は、いつだって未知の世界、まだ見ぬ自分に出合い続けたい、とワクワクしているんです。
現状維持は、緩やかな衰退です。
世界が常に拡大発展し続けている中で、「変わらない」を選べば相対的に衰退します。
だから、常に自分自身を更新し、未知の領域に踏み出させておくことが、めちゃめちゃ大事なんです。
■ 世界のすべてを自分のホームに
コンフォートゾーンから一歩でも二歩でも自分を進めていると、自分が「自分だ」と思っているものの範囲がどんどん広がっていきます。
ほんとうの自分自身の「大きさ」に気づかされた時の感激は、ほかに代えられないものです。
最終的には、「わたしはすべて、すべてはわたし」という感動の中で、この命を終えていきたい。
私はそう思っています。
「怖い」と思うのなら、実は、すでに、コンフォートゾーンから抜ける準備が整っています。
恐怖を無視するのではなく、「怖いよね、でも大丈夫だよ。この先に、もっともっとたのしいことが広がってるよ」と寄り添いながら、小さいところから自分を動かしていく。
この世界のすべてがコンフォートゾーン(ホーム)だと思えたら、最強じゃないですか?
毎瞬毎瞬が勝負です。
どんどん、広げていきましょう!
今日もよい一日をお送りください。
ありがとうございました!