【めっちゃシンプル】エゴの正体とその超え方|怖くなったら「世界のヘイポー」を思い出せ!

【めっちゃシンプル】エゴの正体とその超え方|怖くなったら「世界のヘイポー」を思い出せ!

先日、7月29日(水)の夜に、シンあるねラボ第3期の有志のメンバー限定で『而二不二(ににふに)の心』という講演会を開催いたしました。
講演会の最後に参加者のみなさまにお伝えした「門外不出の秘密のワーク」については、今後も公の場でお話しすることは絶対にありませんが、そこでお話しした「二元性を超えるとはどういうことか」「エゴ(自我)の正体とはなにか」といった普遍的なお話については、これからもYouTubeなどの媒体を通して、みなさんに惜しみなくシェアしていきたいと思っています。

ということで、今日は、精神世界やスピリチュアルな界隈で、ともすれば「早く消し去りたい悪者」として扱われがちな「エゴ」の正体とその正しい超え方について、あらためてお話しします。

◆エゴの正体は「世界のヘイポー」

最初にはっきり言います。
エゴは、消さなくていいんです。
ただ、その働きを「超えていけばいい」だけなのです。

エゴって、そもそもそんなにおっかない存在ではありません。
むしろ、すごくビビリで、一生懸命な、可愛らしい存在なんです。

昔、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』という番組に「世界のヘイポー(斉藤敏豪さん)」という方が出演されていたのをご存知ですか?
総合演出という立場の「偉い」方なのに、異常なほどのビビリで、ちょっとしたことで「うわぁ!恐い!」とすぐパニックになって騒ぎ立てる。
そんなキャラがウケて、番組内で何度も特番が組まれるほどの人気者です。

エゴのことを考えると、私はいつもヘイポーを思い出します。
「エゴって、まさしくあんな感じだよね〜」と。

本来、エゴだって私たちのいのちの尊い働きのひとつとして存在しています。
それなのに、なぜ厄介者扱いされるほど、すぐにパニックに陥って、私たちの心身に悪影響を及ぼすほどに暴走してしまうのか?
それは、私たちがエゴとの付き合い方を知らず、エゴに「過重労働」をさせてしまっているからなのです。

◆エゴは「死にとうない!」と叫んでいるだけ

エゴが暴走している時、私たちの脳内で何が起きているかというと、「爬虫類脳」と呼ばれる、生存本能(生きるか死ぬか)を司る部分が過剰に興奮してしまっているのです。
エゴは、この世界のすべてを「敵か味方か」に分け、「気を抜いたらすぐに敵に襲われて生存を脅かされてしまう!」と強く思い込み、必死に自分自身と、その母体である私たちのいのちを守ろうとしています。

エゴが頭の中で繰り広げる脅迫的なおしゃべり。
「このままだと大変なことになる!」「あれが間違っている!」「自分自身の正当性を主張しないと!」などと、すごく理路整然と、もっともらしいことを喋り続けていますが、その声を翻訳すると、結局言っていることはひとつだけです。

「死にとうない!!!」

「僕、死にたくありません!」と、ずっとパニックになって叫んでいるだけなのです。

「お金がなくなった」「人に嫌われた」という社会的=人間的な恐れも同じです。
エゴが暴走している時、私たちの脳内は「お金がなくなった」→「死ぬ!」、「人に嫌われた」→「死ぬ!」という、「2コマ漫画」のような極端で短絡的な思考に陥っています。
実際には、お金がなくなっても、人に嫌われても、すぐには死にませんよね。
というか、その二つは、事実、まったく直結していないのに、爬虫類脳が「生存の大危機だ!」と勘違いして、勝手に心身を緊張させ、パニックを起こしているのです。

◆間違って玉座に座らされた「騎士団長」

エゴを別のものに例えるなら、「間違って王様の玉座に座らされてしまった、パニック状態に陥った騎士団長」です。

本来、玉座に座って「この国(自分)をどう運んでいくか」という意図(方向性)を決めるのは、王様である「あなた自身」です。
しかし、あなたが玉座から降りて、「どうぞどうぞ、騎士団長(エゴ)さんの方が強いですから」と席を譲ってしまっている。
それが、エゴが暴走している状態です。

エゴ(騎士団長)としては、「俺、王様じゃないのにどうしよう! 王様が働いてくれない!」とパニックになり、どうにか国を守らなきゃと、「敵だ! 戦え! もしくは逃げろ! あるいは凍りつけ!」と過剰な国防政策ばかりを打ち出してしまうのです。

パニックになっているのは、エゴのせいではありません。
王である私たちが、玉座に座っていないからです。
本来の役割ではない重圧をエゴに負わせ、過重労働させている私たちのせいなのです。

◆玉座に座り直し、どっしりと構える

だから、私たちがやるべきことは、エゴを「使えないやつだ!」と切り捨てること(消そうとすること)ではありません。
そんなことをしたら、エゴはますます「クビにしないで! 死にたくない! もっと頑張るから!」とパニックになって暴走します。

私たちがやるべきことは、ただひとつ。
自分自身が、玉座にどっしりと座り直すことです。

背もたれのふかふかした立派な玉座にゆったりと腰掛け、後側の空間に身を委ねる。
そして、暴走しているエゴ(ヘイポー・騎士団長)に向かって、こう声をかけてあげてください。

「今日もよくやってるね、ご苦労さま」
「国を守るために、いつもがんばってくれてありがとうね」

ゆったりとした王の視座で、エゴの働きを認めてあげる。
そうすれば、エゴのパニックは収まり、本来の「仕事ができる総合演出/騎士団長」に戻ってくれます。

◆問題解決をやめ、「どう生きたいか」を思い出す

王の目から見れば、この世界には「愛でないもの」などなにひとつありません。
一見して自分にとって不都合な、敵のように見える存在が現れたとしても、それはまったくの幻想です。
実際には何の問題も起きていないし、これからも起こり得ないのです。
この世界に存在するすべては、大きな調和の中で共存・共栄するように創られています。

「実際には何の問題も起きていない」という事実にくつろいだ時。
現状否定のイタチごっこから抜け出した時。

「じゃあ、自分の魂は、このいのちを使って、どう遊びたがっているのかな?」

という、魂のほんとうの望みがはっきりとします。
これまでは、問題解決ばかりにエネルギーを注いできたけれど、もうその遊びは終わりにしていいんです。

私たちがこの地球に来たのは、問題を解決するためではありません。
自分の魂の目的に沿った遊びをたのしむためです。

エゴを消そうと戦うのではなく、優しくねぎらい、あなたはあなたの玉座に座り続けること。
そして、「なんの問題も起きていない」ところから、ただ、魂の望みを叶えていくこと。
その時、エゴは、あなたにとって厄介な存在ではなく、むしろ心強い「シゴデキ」な存在としてその姿を表してくれます。

今日もよき一日をお過ごしください。ありがとうございました。

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