
朝起きてすぐスマホを開いたり、
ショート動画を無目的に見続けたり、
情報を倍速で消費したり・・・。
現代に生きる私たちは、無意識のうちに強い刺激(ドーパミン)を求め続け、
常に神経が高ぶった「ハレ(非日常)中毒」の状態になっているかもしれません。
料理家の土井善晴先生のご著書『一汁一菜でよいという提案』の中に、
「もの喜びできる人」という素敵な言葉が紹介されていました。
「もの喜びできる人」とは、
季節の移ろいやおもてなしの表現など、
ささやかなところに気づき、パッと心を開いて、細やかに喜べる人のことです。
私たちは、強い刺激さえあれば幸せになれる、
とばかりに、そういったものばかり追い求めがちですが、
本当に心を豊かにしてくれるのは、ごくありふれた「ケ(日常)の喜び」です。
雨の名前(霧雨、小糠雨、五月雨など)に興味を持つこと。
風の香り、あたたかさを全身全霊で感じること。
道端に咲く花々の美しさに、スッと足を止められること。
季節のお野菜を、しみじみと味わうこと。
こうした万物との交わりをこまやかに楽しめるようになると、
強い刺激(ドーパミン)を自分の生活から無理に排除しようとしなくても、
ごくごく自然に静かな幸福感(セロトニン)で満たされ、
それで十分に満足できる自分に変化していきます。
自分や世界を変えようとせず、
「ありのままの自分であること」「この世界のままであること」を、
ただただ許し、こまやかに味わう。
それこそが、最も贅沢な生き方なのかもしれません。
この3つを行動指針に据えた上で、
ドーパミン的悦びの土台としての、セロトニン的よろこびを、
仲間とともに、細やかに感じ、探究していく。
5月9日スタートの「Cirian Lab 49(通称・キュリラボ)」メンバー募集中です。
「もの喜びできる自分」への四十九日間のシフトの旅、ぜひご一緒しましょう。