【日記】2024年10月4日(金)雨 流生さんお誕生日イブ(満ち満ち食国断食3日目)

5時起床。
今朝もかなりしっかり雨が降っている。

歯磨き、天液、アムラタブレット。
3点ルーティンをつつがなく終え、瞑想会スタート。
断食中は、やはり、いつもよりも「静か」な瞑想が起きてくる感覚がある。
面白いな。

半日分の食国スープを作り(今日の夜で72時間断食が明ける)
心静かに事務作業。
「天岩戸開きプログラム」をモニターで受けてくださったみなさまの
ミッションステートメントとアンケートのご回答を掲載したり、
天液販売に関する説明文を作ったり、いろいろ。

アンケート、ひとつひとつが心に染み入る。
ありがたいご縁をいただいた。
みなさん、出合ってくださって、ほんとうにありがとうございます。

10時から個人セッション1件。
Mさんの天岩戸開きセッション4回目。

かなり意欲的にミッションステートメント作成に向かってくださっているMさん。
「自分の“ほんとうの姿”を見つけて、ことばにしていくのって、すっごく面白いですね!」
と、キラキラした美しい表情で語っていらした。
泣ける……!

三峯神社の参拝と、サマディーポットの体験を控えていらっしゃるとのことで、
それらが済んでから、あらためて、心静かに作成に向かわれる、ということ。
ぜったいにうつくしいミッションステートメントが完成すること、確信しています!

セッション終了後、食国スープを飲みながら、再び淡々と事務作業。
雨の日はPC作業がはかどる感じがするんだけど、みなさんはどうですか?
あと、やっぱり断食中は、いつも以上に「カーム」な感じになるね。
断食「たのしい!」って言う人たちの気持ち、わかるわ。

黙々とお仕事をしていたら、あっという間に時間が経過。
気がつけば14時半過ぎ。
慌てて支度をして、流生さんと一緒に家を出る。

今日は流生さんのお誕生日イブ(つまり、明日がお誕生日)。
ということで、二人のお気に入りのホテル(徒歩15分の距離にある。笑)にお泊まり。
こちらに移住する前に何度も泊まっているけれど、
お食事付きでの宿泊ははじめてなので、とてもたのしみにしていた。

15時ぴったりにチェックインして、早速ラウンジに。
このホテルの素晴らしいところは、ラウンジでお酒飲み放題(!)
簡単なおつまみ食べ放題なところ!

私は19時までは「72時間断食中」なので、お酒もおつまみもガマン我慢……
と思ったが、そんなことはできるはずもなく(だって俺だぜ? 小出遥子さんだぜ!?)
ビールとプレッツェルと柿ピー(笑)で乾杯!
68時間ぶりの「食事」、五臓六腑に染み渡るぅ〜。

(※真似するなら自己責任で!)

プレッツェルと柿ピーを、一口ごとに「噛み締める」ようにして味わう。
「噛む」って楽しいことなんだなあ、と、あらためて発見する。

天液と食国スープを飲んでいるので、断食中でも飢餓感はまったくないのだが、
それでも何かを「噛みたい」欲求は出てくるもので。
「噛み」は「神」であり、やはり、お食事というのは「カミゴト」なのだ、と、
先日の食国ミーティングでもお話しさせていただいたのだが、
やはり、ここには、なにか、人間の根源的な欲求があるのだと思う。

ラウンジでは、奈良という地での時間の流れについて、流生さんと語り合う。
奈良は(特に私たちの住んでいる地域は)、
やはり、あまりにも「雄大」で「悠久」の時の流れを感じさせる土地。
そういう意味で、決して人を焦らせてくれない。
どんなに「焦る」ような状況に置かれても、ふっと目を上げると、
初代天皇の眠る山、とかが見えてしまうので(初代って!!! いったい何千年前よ!?)
せかせかしている自分がバカバカしくなってしまうのだ。

「今だけ、俺だけ、金だけ」という、
行きすぎた個人主義的な世界とは対極にある世界線。
永遠の縦軸、永遠の横軸のど真ん中としての「中今」に配置され、
いのちを与えられているこの奇跡をありがたく思う。

「これから」を生きる人々に、そしてこの地球に、
失礼のないように、謙虚に、丁寧に、
自分の人生を精一杯生きて、そして死んでいく。

それしかできないし、それができたら万々歳だ、と思う。

そんなことを、ごくごく自然に思わせてくれる、この地に感謝。
そして、こういうことを、ごくごく自然に語り合える
パートナーに恵まれたことに、ただただ感謝。

部屋に戻って少しだけお昼寝して、地下の温泉に入りにいく。
このホテルのいちばん好きなところは、天然温泉が湧いているところ。
のんびり、首まで浸かって、免疫力を爆上げする。
(免疫力を効果的に高めるためには、首まで浸かって、5分未満で上がること。
これをできれば3回繰り返すこと。)

ほかほかに温まったところで、部屋に戻って、それぞれ読書タイム。
流生さんは星野源のエッセイを、
私は天外伺朗さんの新刊『シン・コミュニティ論』を読む。

コミュニティ運営においては、「正しいことをする」のではなく、
「違うことをしないこと」がめちゃくちゃ大切だと感じているのだが、
(っていうか、「正しいことをする」という意識を持ってしまうこと、
それ自体が「違うこと」なのだ。ややこしや〜。)
この本には、全力で「違うこと」をしてしまったコミュニティの事例がたっぷり紹介されていて、
コミュニティ運営者の末席を汚す人間としては、
決して他人事とは思えず、めちゃくちゃ身につまされ、考えさせられた。
痛い。けど、面白い!
まだ半分までしか読めていないが、続きが楽しみだ!

夕食はビュッフェ形式。
品の良い味付けで、我々のような中年カップルにもピッタリなお食事!(笑)
お酒も飲み放題。ありがたし。

流生さん、あらためて、お誕生日おめでとう!(正式には明日だけど)

流生さんの47歳の抱負は「常若(とこわか)」だって。
神道のことばで、つねにあたらしく、若々しく、未知に開き続けられた様子のこと。

「常若でいる秘訣は?」
「うーーーん。めんどくさがらないこと、かな」

おお……名言キタコレ。
確かに、何かを面倒くさがって「やらない」選択をした瞬間に、
人間、どんどん老けていくものね!

2時間ほどかけて、ゆっくり食事を楽しんで、
久しぶりの「ハレ」を満喫して、お部屋に戻る。

流生さんがなんとなくテレビを着けたら(うちにはテレビがない)
普段まったく交わらない世界線の人々の「狂乱」の模様が映し出されていて愕然とする。
(コストコの開店日に夜中から並ぶ人たちの話とか……!)
10分観ただけでぐっと疲れて、そのまま私は寝落ちしてしまった。
何時頃だったかな。21時半頃だったかな?
流生さんはその後もしばらく起きていて、本を読んだりして過ごしていたみたい。

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