先日、憧れの方に、直接お目にかかれる機会に恵まれました。
その方とは、美髪の伝道師・森田要先生です。
森田先生のお名前をはじめてお聞きしたのは、
昨年の5月の終わり頃。
忘れもしない、
私が頭を真っキンキンの金髪に染めた、まさにその日のことでした(笑)。
(ちなみに金髪時代の私の写真がコチラ。じゃん!)
(あはは! 今見るとマジで恥ずかしい!!!)
(でも、当時はこれが「最高にイケてる」と本気で思っていたんだよ〜!)
「あるねラボ」の、あるメンバーさんが、ちょうどその日、
新潟で行われた森田先生のワークショップに参加されたそうで、
森田先生のお人柄と、そのお話の内容に、涙が出るほど感動した、
と、私に伝えてくださったのです。
感性豊かなそのメンバーさんのことは
ほんとうに大好きで信頼しているのですが、
いかんせんその日は私の金髪デビュー記念日!(笑)
彼女の感激は伝わってきたけれど、
当時はまだそのお話を「自分ごと」として聞けるほど、
私の感覚が育っていなかったのでした……。
が、しかし。
運命は私を諦めていなかった!
時は流れ、約一年後、
ようやく私にも「目覚め」のタイミングがやってきました。
ある日、不意に、こんなことを思ってしまったのです。
「私、いったいいつまでヘアカラーを続けるつもりなんだろう?」
金髪は気に入っていたし、いろんな人に褒めてもらえたし、
私自身「これが最高に似合っている」と思い込んでいました。
でも、身体にものすごく負担のかかる髪型を続けていることに対する違和感が、
いよいよ無視できないほどに大きくなってきていたのですよね。
月に一回メンテナンスにいかなきゃいけないし、
行ったら行ったで、薬液は滲みるし、
頭皮の状態は不安定になるし(今思えば、毎回頭皮を火傷してました)、
何よりもヘアカラーをした後数日は、身体が本調子ではなくなることを感じていました。
(あとになってわかったことですが、ヘアカラー剤には、皮膚だけでなく、
視神経や肝臓や腎臓や生殖器など、私たちの大切な臓器に
とんでもない負担をかける物質が使われているのだそうです。ひええ……!)
そんな時に「ふっ」と思い出したのが、森田要先生のお名前。
一年前に、ほんの一回だけお聞きした先生のお名前を、
一文字違わず覚えていた自分に驚きましたが、
なにか、導かれるようにしてそのお名前をGoogleの検索ボックスに入れ、
ぽちっと押したのが運の尽き……
いや、ほんとうの意味での「運命」の始まりでした。
ヒットしたのは、2023年の2月と8月に福岡で行われた、
森田先生のワークショップの様子を収録したYouTube動画。
私は、この二つの動画に、ものすごく衝撃を受けたのです。
森田先生、ものすごい毒舌!!!(笑)
でも、一瞬で分かりました。
「この方は、どこまでも“ほんとうのこと”を語っていらっしゃる……!」
って。
「ほんとうのこと」というのは、
森田先生のメインのご活動の場である
美容業界の「闇」と言うか、矛盾に満ちた現状に関するお話、
そこからの「美髪再生」の具体的な方法に関するお話はもちろんですが、
それだけじゃなくて……
なんというか、普遍的な真理というか、
人類の本質的な覚醒を促すところのお話。
そこを、どこまでも真摯に、真剣に、
「実体験から」「体感のともなったことばで」お話しされる先生のお姿に、
私は、一気に魅了されてしまったのです。
この方は、間違いなく、現代を生きる「菩薩」のおひとりだ。
出合えてよかった……!
そのように、強く、感じました。
なぜか、最初から、そう強く思ったのでした。
それ以降、暇さえあれば先生の動画を拝見して、
森田要イズムを自分自身にダウンロードし、
(こちらの二つの動画というか音声にも感動しました!)
同時に、週に1回は、先生が販売されているヘナを使って、
自分の「壊れた髪」(先生のおっしゃるところの「ゴミのような髪」笑)をケアして過ごすようになりました。
※先生のヘナはコチラのサイトからお買い求めいただけます。
コバシャールさんこと、小林聖知さんもおっしゃっていましたが、
森田さんが販売されているヘナは、まさしく「覚醒のヘナ」とも呼ぶべきお品。
髪も頭皮もどんどん「蘇って」いくのが実感できるし、
何より、ヘナを塗っている時間がものすごく気持ちいい。
物質的にも、精神的にも、自分の中から「余分なもの」が、
ぐんぐん抜けていく感覚があるんです。
(これは単に私の「気のせい」なのではなく、
実際にヘナで内臓の数値が格段に良くなるようなことが起きているそうで、
森田さんは、いま、確固たるエビデンスをとるために動いていらっしゃるのだそう。)
毎日のように森田さんの講演動画を視聴して、
週に1回はヘナを塗って、髪と身体をケアする。
そんな生活を数ヶ月ほど続けたある日、
私は、自分自身の中に、これまで自覚していなかった、
大きな大きな「願い」のようなものが芽生えていることに気づきました。
「この地球のため、人類のために、もっともっと私自身を役立てていきたい」
これは、確実に、森田先生の菩薩的なあり方に感銘を受けての変化だったと思います。
ほんものの菩薩は、他者の菩薩性をも、目覚めさせてしまうのです。
そのことを、身をもって、実感させていただきました。
「菩薩は慈悲を体(たい)としたもう」
森田先生に教えていただいた、この、弘法大師・空海のことばは、
そのまま私のど真ん中に「すうっ」と沁み込んで、
同時に、大きな「問い」をも与えてくれました。
「この地球のため、人類のために、私に何ができるだろう?」
この問いがフックとなって、その後しばらくの間、というか、今もなお、
さまざまな本質的な気づきが、私の元にやってきてくれるようになり、
そのたびごとに目を見開かされるような感覚があって、
ついには、自分自身が今生地球にやってきた「意味」のようなものも、
理屈を超えて理解されるようになってしまったりして、
なかなか忙しい時間を過ごしています(笑)。
そんな中で作り上げた、私の最新版のミッションステートメントがコチラです。
自分がいったい何者であるのか、そこをハッキリ思い出した時から、
一気にすべてが開けていく感覚がありました。
そんなこんなで濃密に時は流れ……
今年の8月末に、20年来憧れていた奈良という地に
ご縁があってようやく移り住むことができ、
いのちの使い方の「コンパス」となるべきミッションステートメントを手に入れて、
自分自身を「慈悲・慈愛の器」として役立てていくことを完全に決意し、
そちらの方向に思いっきり舵を切り、
「菩薩」としての自覚をしっかりと肚に落とし切った頃。
きっと機が熟したのでしょう、
森田要先生のワークショップに参加させていただけるご縁をいただけて、
ついに、先日、9月10日に、京都の、とある美しい会場にて、
直にお目にかかれる運びとなったのです。
いざ、実際にお会いした森田先生の印象ですが、
ものすごく良い意味で、裏も表もなにもなく、
「動画で拝見していたまんま」の方でした。
でも、何度も繰り返し拝見した、昨年の福岡での講演会でのご様子から、
またさらに、2倍も、3倍も、もしかしたら10倍……
いや、100倍ぐらい(!)軽やかになられていて、
先生が、自分の信じる「ほんとうのこと」に通じる道を、
とどまることなく邁進されていることが、お話の内容からも、
エネルギーとしても伝わってきて、涙が出そうになりました。
どこまでもフットワーク軽く、
「神」からのメッセージとしての直感を決して逃さずキャッチして、
とどまることなく「普遍の美」「普遍の健やかさ」を探究し、
ご自身で体感・体験・体現されて、
そこで得たものを、日本中、世界中の人々に、惜しみなく分け与え続けていく……。
「菩薩」としての、森田先生の生き方、あり方に、
とにかく、背筋が正される思いがしました。
私は、また、森田先生が体現されている「経済の回し方」にも、
非常に強く感銘を受けています。
今回も、森田先生、講演中に何度もおっしゃっていました。
「お金には、正しい回し方っていうのがあるんです」
って。
知恵も、お金も、自分のところにやってきてくれたものは、
決して自分のところにとどめておくようなことはせず、
すべて、世界のため、人類の未来のために役立つ使い方、回し方をしていく……。
たとえば、森田さんは、現在は週の前半は全国を飛び回ってお話会をし、
後半はサロンワークをしながら本の執筆をされる(現在は4冊同時に手がけていらっしゃるそう!)
そんな生活を送られていらっしゃるそうなのですが、
ワークショップの開催費用や、現地までの交通費は、
なんと、すべてご自身の「持ち出し」なのだそうです。
「お金をもらわずに、このシステムを完成させてみたいと思った」とおっしゃる森田さんの「ブレなさ」と、
その勇気と胆力に、ものすごく刺激を受けました。
※「正しい経済の回し方」に関する森田さんのお考えに対して私なりに感じたことを、
こちらのYouTubeで熱弁させていただきました。
私自身、会社経営者の端くれとして、そのあり方には大いに学ばせていただいており、
少しずつ、ではありますが、100パーセント「正しい回し方」で、
私の会社の経済が……ひいては世界全体の経済が成り立っていくよう、
現在、手探りながらも、必死で道を歩んでいるところです。
あっという間に2時間半の講演が終わってしまい、
最後に、どうしても森田先生に直にお礼をお伝えしたい、と、列に並びました。
「先生のおかげで、自分の菩薩性に目覚めることができました。
ほんとうにありがとうございます」
でも、実際に憧れの先生を目の前にすると、言葉がうまく出てこなくて……。
代わりに、私の口から出てきたのが、
「私も、先生にならって、正しい経済の回し方をしていきます」
という言葉でした。
言いながら、
「ああ、やっぱり、私の菩薩道は、ここにあるのだなあ……」
としみじみしていると、森田先生が、私の目をまっすぐに見つめて、
こうおっしゃったんです。
「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五。
このお経に書いてあることを、僕は、ただ、実践しているんです。
実践の中で、自然に、正しい経済の回し方が体現されていきます」
って。
涙が出そうになりました。
なぜなら、観音経は、私自身、毎朝おとなえさせていただいているお経だから。
このお経には、繰り返し繰り返し、
「念彼観音力」
ということばが出てきます。
このことばは、一般的には、
「観音菩薩のお力にすがりなさい」
というふうに解釈されることが多いのですが、
私個人としては、
「自分自身を観音菩薩として生きなさい」
という意味で読んでいます。
自分自身の神性、仏性を自覚、発揮して、
自分も、他者も、生きとし生けるすべてのいのちも、
みなみな平等に、対等に、
ほんとうの意味で豊かに、健やかに、幸せになっていく。
そんな「弥栄な世」を、
「いま・ここ・わたし」からつくり上げ、みんなとともに広げていく。
「菩薩」としての生き方が、
結局は自分を守るし、ひいては世界を救うのだと、
私は、本気で考えています。
菩薩行の大先輩である森田先生も、観音経の「実践者」であると知って、
このご縁の妙に、胸の真ん中が熱くなり、
観音さまから
「このまま進んでいきなさい」
と背中を押していただいたようで、すごくすごくうれしかったです。
「僕のこの仕事は、観音さまにやらされているような気がしているんです」
そう言って優しく微笑まれた森田先生のやわらかな表情が忘れられません。
まだまだ森田先生の足元にも及ばないけれど、
それでも、先生にならって、私も、私なりに、菩薩行を実践して、
地球のため、人類のために、自分自身を精一杯役立てていくことを、
あらためて心に誓いました。
森田先生、ほんとうにありがとうございました。
いつか先生といっしょにお仕事ができる日を夢見て、
私は、私の持ち場で、精進を続けます。
あ、もちろん、ヘナも続けます!!!
またお会いできる日を、心からたのしみにしています。
念彼観音力
2024年9月吉日 小出遥子