【めぐりはぐくみライフ実践記録 vol.19】👻古着の“気持ち悪さ”はどこから来る?──いのちの視点で読み解く、ほんとうの話

※こちらは小出遥子noteからの転載になります。

「古着って……なんとなく“気”が悪そう」
「前の持ち主の念が残ってる感じがして苦手……」

そんな声を、これまで何度も耳にしてきました。

実際、昨日、一昨日と、
私がセカンドハンド品を愛用していることを書いたら、
少なからず、上記のような反応をいただきました。

言いたいことは、わかります。

でもね──正直、

「それ、単なる思い込みなんだけどな」

って感じる自分もいるんです。

私は、ものにはいのちが宿っている と確信しています。

でも、
いのちが宿る=持ち主の重たい気がこびりつく
という意味では、断じてありません。

今日はみなさんのそのあたりの思い込みを、
ていねいにほどいていけたら……と思います。

🔥古着を通して「向き合うべき記憶」が浮かび上がっているだけ

新品ばかりを選んできた人が古着に触れたとき、
「なんとなくイヤ」というモヤッとした感覚が湧くことがあります。

私自身にも、最初はそんな反応があったので、よくわかります。

でもそれは、
古着のいのちが濁っているからではなくて、
自分自身が向き合うべき記憶が静かに浮かび上がっているから。

つまり、
違和感の正体は古着ではなく 私の反応
古着そのもののエネルギーとは別の話なのです。

ここを見誤ると、世界との距離が必要以上に遠くなってしまう。
自分自身の反応に気づいて、ただ「あるね」と認めてあげれば、
すっとほどけていきます。

古着を“悪者扱い”するより先に、
自分の内側をクリアにするほうが、ずっと早いのでは?
と、過去の私に対して思います(笑)。

もちろん、「イヤな感じ」がするものを、
無理に生活に取り入れる必要はまったくありません。

ただ、その感覚の「正体」を知っておくことで、
対処の仕方は明確になるので。
あとは、個人の「生き方の趣味」の問題になってくるかな、と思います。

古着は一般的な新品よりも「透明」な存在

もしほんとうに“念”のようなものをキャッチできる人ならば、
ファッション業界全体に蔓延する大量生産&大量消費のエネルギー──

◉過酷な労働の気配
◉使い捨て前提の悲壮感
◉大量販売のプレッシャー

これらのほうが、よほど“重み”を帯びて感じられるはず。

古着はすでに、そうした空気から距離をおき、
風通しのいい「第二の人生」に向かって歩き始めています。

私はそこに、むしろ奥深い 透明さ を感じるのです。

👗小出遥子的・「後悔しない」古着の選び方

かと言って、なんでもかんでも買っていい、
という話ではもちろんありません。

もののエネルギーにも、それぞれ 流れ というものがあります。
その流れが、いまの自分の流れと合っているかどうか。
そこを感じ取れるようになると、古着選びは驚くほどスムーズになります。

私がメルカリなどのフリマサイトや古着屋さんで服を選ぶとき、
いちばん大切にしているのは、
写真や文章や実物から漂う 気の流れ

💡具体的なチェックポイント

◎写真やお店全体の空気が濁っていないか
◎服の形が疲れていないか、無理をしていないか
◎説明文がていねいで、あたたかみを感じるか
◎背景の部屋にざらついた空気がないか
◎値段設定に粘ついた感覚を感じないか
◎服そのものに「大切に扱われてきた気配」があるか
◎実物や販売ページに触れたとき、呼吸がすっと整うか

人がていねいに扱ってきたものは、
実物はもちろん、写真にも文章にも、
もちろん値段にもあらわれるものです。

このセンサーが自然と働くようになると、
古着選びは「ハズレ知らず」に!
なにより、たのしくなります。

(※万が一「ハズレ」を引いたとしても、
そう感じる自分自身の方を整えていくことで、
そのものとの関係性はどんどん変化していきます。
そのぐらいの気概を持って生きていくって、めっちゃ大事です!)

ぜんぜん難しいことじゃないです。
ただ、自分の感覚の動きに敏感になるだけ。

古着は、感じて選ぶ もの。
それが、小出遥子的・古着とのつき合い方です。

✨おわりに

古着には、ちゃんと いのちが宿っています。
でもそれは「過去の重み」ではなく、
めぐり続けるいのちのヒストリーそのものの「深み」。

それを味わい深く感じられること、それ自体を
面白がれる自分でいたいな、と思うのです。

古着を選ぶことは、
あなた自身のエネルギーも、地球のエネルギーも、
どちらもやさしい方向へ導いてくれます。

見方が変われば、付き合い方も変わる。
ものの選び方が変われば、生き方も変わる。

時代の大きな変わり目であるいまこそ、
セカンドハンド品への見方を変えてみると、
意識が一気に シン地球仕様 に整ってしまうかもしれません。

よきキッカケになれたらうれしいです!

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