5時起床。
肌寒くなって、いよいよ、朝、布団から離れるのがつらくなってきた。
布団の方が私を離してくれないのだ。
ラブラブな私たち……。
毎朝のルーティンを終え、あったかいコーヒーでほっと一息。
最近、ロシアの「ダーチャ」という制度(?)に興味津々な私。
ロシア国民には、一家庭にひとつずつ、畑と小さな小屋が与えられていて、
週末は家族でそこで農作業をして暮らすのだそう。
ソ連崩壊の際、あの国の人たちが飢え死にすることがなかったのは、
このダーチャのおかげ、と語られている。
へぇーーー!
こんな感じらしい。ダーチャ。
めっちゃ素敵やん。
一気に古民家での農的生活に移行することは難しくても、
小さな土地を畑にして、
そこにほんの小さな堆肥小屋を立てることからなら、
スタートしやすいかも。
できるところからコツコツと。
10時からOさんの天岩戸開きセッション初回。
痛みの根っこを見て、自分自身の輪郭を探っていくって、
とてもじゃないけど、ひとりじゃやりきれないよね。
だからこそ、私がいるんだ。
いっしょに伴走してくれる人がいるって、単純に、心強いもの。
Oさんの痛み、根深そうだな、と感じたので、
1回目で一気に解放ワークまで持っていくことはせずに、
まずはご自身に「内観」を徹底していただくことにした。
ここは、丁寧に、慎重に進めたい。
でも、決して無理はしないように、
つらくなったら中断していただくようにお伝えして、初回セッション終了。
痛みの強い人は、愛の大きい人。
Oさんが、ご自身の愛によって救われる日は近いと感じます。
セッション後、食国スープを仕込んで、しみじみといただく。
食後、布団でゴロゴロしていたら、
「しんどそうだから」と流生さんがマッサージをしてくれた。
そう、まだ、体は本調子ではないのだ。
流生さんのマッサージが気持ち良すぎて、そのまま寝落ち&爆睡。
目が覚めたらだいぶすっきりしていた。
外は雨。
かなり強めに降っている。
雨の音を聞きながらお風呂に入って体を温める。
自分がほんとうに望む暮らし&働き方について、真剣に考えながら。
「正解」は外側にはない。
自分が、自分自身を真に生ききっていく、その毎瞬の体感の中にしか、
真の満足はあり得ないんだ。
で、じゃあ、自分はどんな時に、真に満ち足りた気分を味わえるのか、というと、
やはり、ミッションステートメントに書いたことに立ち返っていくのだ。
「めぐり」の感覚、万物との対話、それがスムーズに行われている時に、
私自身は、足の先まで満ち満ちた感覚にくつろぐことができる。
食事をたのしむ流生さんを眺めながら、
私は食国スープをしみじみといただく。
「食べない」時期の、神経系の安らかさは、ほかではなかなか味わえない。
これ、断食したことがある人じゃないと、通じないんだよな〜。
19時から第4回食国ミーティング。
・「正解」は外にはない、自分自身を見つめること、サボっちゃだめだよ〜
・「食べる」たのしみと「食べない」たのしみ、両方味わえるってお得じゃない?
・自分の真の「満足」がどこにあるのか、細やかに見ていこう
・必要以上に食べすぎてしまう時=自分に我慢をさせてしまった時
・あらためて、「噛みごと」は「神事(かみごと)」です
・大いなる「めぐり」の中に自分の身を置いておくことの大切さ
「食」に向き合うことは、そのまま「いのち」と向き合うこと。
食国ラボのみんなが、自分自身の体験の中で、
本質的ないのちのあり方を、理屈を超えて体感されている様子に、涙が出そうになった。
食国ラボ、はじめてよかった。
「正解」を伝える場じゃないからこその難しさもあるけれど、
それでも、丁寧に、真摯に、誠実に、
「ほんとうのこと」をみんなといっしょに探究していける場を、
私自身が切実に求めていたのだ。
ありがとう。
ミーティング後、流生さんといっしょに、昔の「ドキュメント72時間」を観て号泣。
お盆の長崎の花火屋さんを定点観測した回。
長崎では、故人を、手持ち花火や爆竹で「ド派手」に偲び、送るのだそう。
素敵な文化だな、と思った。
人間って、愛おしいな。
布団の中で少しだけ本を読んで、23時頃就寝。