【日記】2024年11月2日(土)曇りのち雨、夕方上がる ダーチャへの憧れが止まらない(満ち満ち食国断食2日目)

5時起床。

肌寒くなって、いよいよ、朝、布団から離れるのがつらくなってきた。
布団の方が私を離してくれないのだ。
ラブラブな私たち……。

毎朝のルーティンを終え、あったかいコーヒーでほっと一息。

最近、ロシアの「ダーチャ」という制度(?)に興味津々な私。
ロシア国民には、一家庭にひとつずつ、畑と小さな小屋が与えられていて、
週末は家族でそこで農作業をして暮らすのだそう。
ソ連崩壊の際、あの国の人たちが飢え死にすることがなかったのは、
このダーチャのおかげ、と語られている。
へぇーーー!

こんな感じらしい。ダーチャ。
めっちゃ素敵やん。

一気に古民家での農的生活に移行することは難しくても、
小さな土地を畑にして、
そこにほんの小さな堆肥小屋を立てることからなら、
スタートしやすいかも。
できるところからコツコツと。

10時からOさんの天岩戸開きセッション初回。
痛みの根っこを見て、自分自身の輪郭を探っていくって、
とてもじゃないけど、ひとりじゃやりきれないよね。
だからこそ、私がいるんだ。
いっしょに伴走してくれる人がいるって、単純に、心強いもの。

Oさんの痛み、根深そうだな、と感じたので、
1回目で一気に解放ワークまで持っていくことはせずに、
まずはご自身に「内観」を徹底していただくことにした。
ここは、丁寧に、慎重に進めたい。
でも、決して無理はしないように、
つらくなったら中断していただくようにお伝えして、初回セッション終了。

痛みの強い人は、愛の大きい人。
Oさんが、ご自身の愛によって救われる日は近いと感じます。

セッション後、食国スープを仕込んで、しみじみといただく。
食後、布団でゴロゴロしていたら、
「しんどそうだから」と流生さんがマッサージをしてくれた。
そう、まだ、体は本調子ではないのだ。

流生さんのマッサージが気持ち良すぎて、そのまま寝落ち&爆睡。
目が覚めたらだいぶすっきりしていた。

外は雨。
かなり強めに降っている。

雨の音を聞きながらお風呂に入って体を温める。
自分がほんとうに望む暮らし&働き方について、真剣に考えながら。
「正解」は外側にはない。
自分が、自分自身を真に生ききっていく、その毎瞬の体感の中にしか、
真の満足はあり得ないんだ。

で、じゃあ、自分はどんな時に、真に満ち足りた気分を味わえるのか、というと、
やはり、ミッションステートメントに書いたことに立ち返っていくのだ。
「めぐり」の感覚、万物との対話、それがスムーズに行われている時に、
私自身は、足の先まで満ち満ちた感覚にくつろぐことができる。

食事をたのしむ流生さんを眺めながら、
私は食国スープをしみじみといただく。
「食べない」時期の、神経系の安らかさは、ほかではなかなか味わえない。
これ、断食したことがある人じゃないと、通じないんだよな〜。

19時から第4回食国ミーティング。

・「正解」は外にはない、自分自身を見つめること、サボっちゃだめだよ〜
・「食べる」たのしみと「食べない」たのしみ、両方味わえるってお得じゃない?
・自分の真の「満足」がどこにあるのか、細やかに見ていこう
・必要以上に食べすぎてしまう時=自分に我慢をさせてしまった時
・あらためて、「噛みごと」は「神事(かみごと)」です
・大いなる「めぐり」の中に自分の身を置いておくことの大切さ

「食」に向き合うことは、そのまま「いのち」と向き合うこと。
食国ラボのみんなが、自分自身の体験の中で、
本質的ないのちのあり方を、理屈を超えて体感されている様子に、涙が出そうになった。

食国ラボ、はじめてよかった。
「正解」を伝える場じゃないからこその難しさもあるけれど、
それでも、丁寧に、真摯に、誠実に、
「ほんとうのこと」をみんなといっしょに探究していける場を、
私自身が切実に求めていたのだ。

ありがとう。

ミーティング後、流生さんといっしょに、昔の「ドキュメント72時間」を観て号泣。
お盆の長崎の花火屋さんを定点観測した回。
長崎では、故人を、手持ち花火や爆竹で「ド派手」に偲び、送るのだそう。
素敵な文化だな、と思った。
人間って、愛おしいな。

布団の中で少しだけ本を読んで、23時頃就寝。

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