

※こちらは小出遥子noteからの転載になります。
近ごろ、私のもとに、このようなメッセージが強くやってきています。
「本気でさとりを生きてください」
「ほんとうの信心を体現してください」
このメッセージが胸の奥に深く沈み、その余韻が長いあいだ消えませんでした。
メッセージが、私自身の生き方を問い直すものとして響いたからです。
そして、これは私個人にのみ宛てたものではなく、
人類全体への呼びかけでもある、と直観しました。
ひとりひとりが、この現実生活において、
本気で「さとり」を生き、信心を体現しなくてはいけない時代が来ています。
そうでないと、地球が本気で危ないから。
地球の上に住まわせてもらっている者としての勤めを、
私たちひとりひとりが、いまこそ、本気で果たしていく時です。
🌞 「さとり」は天上に掲げるものではなく、地上で直に生きるもの
「さとり」とは、一瞥体験や神秘体験などと呼ばれる、
一度きりの特別な体験のことではありません。
「すべてのいのちは、当たり前につながり合って存在している」。
縁起という真理に、瞬間ごとに自分を開き続ける「INGの営み」であり、
真に「さとり」を開いたのなら、日々の行動が確実に変わっていきます。
◎ 食べるものの質や量がごくごく自然に軽くなっていく
◎ 過剰な消費に心が向かなくなる
◎ 土に近い暮らしに関心が向く
これらは、我慢をベースにした「努力」の上に起こるものではなく、
個別意識と全体意識の接続がもたらす、ごく自然な現象です。
🏡 めぐりはぐくみプロジェクトの根っこにあるもの
この秋から、「めぐりはぐくみプロジェクト」と称して、
私自身が生活の中に取り入れている小さな工夫の数々を発信するようになりました。
みなさんが、ご自身の生活スタイルを、それぞれのペースで整えていくキッカケとして、
私の発信をお役立てくださっているのは、ほんとうにうれしいことです。
ただ──厳しいことを言わせていただくと、
カタチだけを真似したところで、結局なにも続かないんです。
たとえば、食材ひとつ、洗剤ひとつとっても、
地球に優しいプロダクトは、一般的な製品より高価なことが大半です。
昨今の物価高、経済状況を考えると、それらを選び続けるのは、
口で言うほど簡単ではありません。
(ほかでもない、私自身の苦い経験から語っています。)
だからこそ、
表面的な善意ではなく、抜本的な意識の変容──
「すべてのいのちは、当たり前につながり合って存在している」。
この事実を、人類ひとりひとりが本気で受け取り、
実生活の中でその「さとり」を体現していくことが必要なんです。
🌟 才能を活かして生きていくことが「さとり」的生活の真髄
「さとり」を地上において本気で体現して生きていくこと。
その中には、ひとりひとりが持って生まれた才能・能力・特性を活かして、
「神ばたらき」「仏ばたらき」をしていくことも含まれています。
というか、それこそが、「さとり」的生活の真髄です。
私たちは、ひとりひとりが神の「分け御霊(みたま)」であり、
仏の「いのち」を宿している存在です。
「神の世」「仏の世」を、自分の才能を活かして、この地上に顕現させていくこと。
それこそが、天地人という言葉の示す通り、
天と地の「間(あわい)」にいる人間の役割です。
🧬 人類はほんとうに地球の「がん細胞」なのか?
地球のために、自分なりに、できることをコツコツと続けていくうちに、
どうしても耳に入ってくる声があります。
「人類は、地球にとってがん細胞みたいなものだ。
だから、一刻も早く滅びた方がいい」
「もしかしたらそうなのかもしれない……」
と思ってしまう自分が、一瞬、出てくることもあります。
ですが、それは人類の本来の役割を見失わせるだけで、本質的ではない、
と、都度考え直しています。
それに、その考えは、あまりに悲しすぎるから。
本来、人間は天と地をつなぐ「間(あわい)」の存在。
そこにこそ、人類が地球に存在している意味がある。
私は、そう信じています。
「全体の意志」と「個別の意図」を合わせて、
本気で地球環境を立て直して、次の世代につないでいくこと。
それが、いま、この時代に、地球という星に生を受けた、
我々人類のお役目なのだと感じています。
👼 小出遥子の天命──地上に降りた天女の物語
少し個人的な話ですが、10年以上前、プロの鑑定士に、
私の四柱推命の命式を見てもらったことがあります。
その方は、命式を一枚の絵画のように観るタイプの方でした。
そのとき聞かせていただいた、私自身の天命の物語を綴らせてください。
その天女は、そこにしか咲かない世にも美しい高山植物を、日々愛でて過ごしていました。
やがて、その花の噂が麓の里の人々の間に広まりました。
人々はその花を一目見ようと危険を冒して山を登りますが、
頂きまで到達できる者はごくわずか。
中には途中で命を落とす者もいました。
そんな人々の姿に心を痛めた天女は、花を携えて地上に降りることを決意します。
天女は、地に降りたち、そこにおいて、人々がその花を愛で、
さらに里でもその花を咲かせ続けることができるように、
天上の世界の知恵を、地上において役立つ知識に翻訳して伝え始めました。
それが天女のあらたなよろこびとなりました。
以上が、私の天命の物語です。
花=さとり、と読めば、
私がこの10年続けてきたことの意味も、
いま日常の中で「さとり」を生きることの大切さを本気で伝え始めている理由も、
自然に見えてきます。
🌷 まとめ:「さとり」の花をそこここに
私には、私のお役目が。
あなたには、あなたのお役目が。
その役目は、すでに、それぞれの内に備わっています。
天命を思い出して、いま、この瞬間から、そこを真ん中において生きていくこと。
私たちは、いつだって「願われている」存在です。
神仏の願いを、自分自身の願いとして引き受け、
この地上に、瞬間ごとに開き続けていく。
「さとり」の花を、日常のすみずみに咲かせていきましょう。
すでに、その力は、私たちの内にあるのですから。
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