

※こちらは小出遥子noteからの転載になります。
お金は「使ったら消えるもの」ではなく、世界をめぐり続ける存在です。
だからこそ、お金にまつわる、日々のほんの小さな実践が、
その流れをやさしく整えていく──。
今回のnoteでは、
ある方から教わった「100円幸音(しおん)」という習慣をきっかけに、
お金との関係がやさしく書き換わっていくプロセスを綴りました。
♻️ あたらめて「めぐりはぐくみプロジェクト」とは
めぐりはぐくみプロジェクトを本格的に始動させて早数ヶ月。
最近になって、ほんの少し、流れが見えてきました。
まだ大きなお金が動く段階ではないけれど、
まずは土台づくりとして、日々の生活の中で、
「終わりのその先を感じる」という意識を深めて、
このnoteやポッドキャストなどで気づきをシェアし続けています。
私たちは、日々の生活の中で、
自分たちの暮らしから出たゴミを「捨てた先」、
キッチンやトイレから出る排水を「流した先」、
目の前から「なくなった」からと言って、
決して「消えた」わけではない世界のことを、
ついついおろそかにしがちです。
でも、そこにもちゃんと「めぐり」がある。
「いのちは、めぐりそのものだ。」
この感覚を取り戻しながら、
ひとつひとつ、生活スタイルの選び直しをしていく。
その先に、シン時代のニュースタンダードを創り出していく。
それが、めぐりはぐくみプロジェクトの大きなテーマです。
💴 お金は絶対に消えてなくなったりしない
そして、この「流した先を感じる」という話で、
実は、いちばん意識しやすいのが、お金なんです。
お金って、支払ったら「なくなった」と錯覚しやすいけれど、
実際には消えてなくなるわけではなく、ただ別の場所へ流れていくだけ。
支払った「その先」でどんなことが起きているのか。
そこにはどんなエネルギーが満ちていくのか。
こういったことに意識を向けながらお金を扱ってみると、
使い方自体、大きく変わってくるんだな、と日々実感しています。
そんな折に、私の個人セッションを受けてくださっていたある方が、
とても素敵な習慣を教えてくれました。
それが「100円幸音(しおん)」です。
🧡「100円幸音」ってなあに?
毎日、100円を貯金箱に入れる。
たったそれだけのシンプルな習慣なのですが、
その方はこう名づけていました。
「チャリンという音は、幸せの音。だから”100円幸音”っていうんです」
なんて素敵で可愛らしいネーミングでしょう。
一瞬で胸が撃ち抜かれました。
1日100円、毎日貯金箱に入れ続けると、1年で36,500円貯まります。
そのお金を、自分の欲しい物を買うために使うのではなく、
例えば、災害地への寄付、応援したいプロジェクトへのクラファンなど、
自分が心の底から「ここにお金を流したい」と思えるところに託す。
その方がこの習慣を思いついたきっかけは、東日本大震災の頃。
「募金する時、口座からただ送金するだけでは、自分の気持ちが乗らない」と感じたそうです。
それなら、日々ていねいに貯めた100円を、ありがとうの気持ちをまとわせて届けたい。
そこから「100円幸音」といううつくしい習慣が生まれたと言います。
たった100円。
でも、毎日欠かさず積み重ねられたお金には、確かな思いとエネルギーが宿る。
そのお金が流れていった先には、必ずやさしい波紋が広がっていく。
なんて豊かな発想なんだろう、と胸が温かくなりました。
🍃 私もさっそく始めています
教えていただいてすぐ、私もこの「100円幸音」を始めました。
もう3ヶ月近くになります。
毎朝、チャリンと幸せの音を響かせながら、
お金というピュアでクリアな「メディア」と向き合う。
すると自然と、
「私は、この大切に貯めたお金を、どこに流したいかな」
「どこへ行けば、お金さんは喜んでくれるかな」
そんなことを真剣に考えるようになるんです。
日常の何気ない買い物シーンのすべてで、ここまで深く考えることは、
今の私には、正直、まだまだ難しい。
でも、この100円幸音を響かせる時だけは、
毎日ていねいにお金といういのちと向き合える。
お金が流れていく「その先」を、本気で見つめられる。
お金って本当に透明で、ピュアなメディアなんですよね。
こちらの意識がそのまま乗る。
ならば、どんなエネルギーをまとわせて送り出すのか──
ここに、私たちの生き方がそのまま反映される。
真剣に、向き合い続けていきたいな、と思います。
🌏 「お金が喜ぶ場所」に流すという感覚
シン地球の住人は、
「お金が喜ぶ場所に、お金を流せる人」
なんだと思います。
ため込むのではなく、めぐらせる。
その流れの中で、お金についた古い集合意識が、少しずつ浄化されていく。
その先に、お金そのものが役割を終え、成仏していく未来も見えてくる。
お金のない社会が自然と現れてくるとしたら、
それはこうした日々の小さな実践の積み重ねの先にあるものなのだろうな、と感じます。
🔔 今日も「幸せな音」、響かせます
100円玉が手元にない日は、
パートナーに「100円貸して〜」と言って助けてもらいながら(笑)、
今日もチャリンと幸せの音を響かせています。
この小さな習慣を通して、
あたらしい地球のあり方と、少しずつ呼吸が合ってきている感じがあるのです。
少しでも「いいな」と思われた方、ぜひ、今日から真似っこしてみてください。
お金といういのちとの付き合い方が、どんどんやさしいものになっていきますよ。
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