【めぐりはぐくみライフ実践記録 vol.24】💄不自然な顔面からの解放──シン地球仕様の「自分を好きになる」美容

※こちらは小出遥子noteからの転載になります。

日常生活のあらゆる面において、「シン地球仕様」への移行が、
ここ数年、急ピッチで行われているように感じています。

私自身のところにも、
衣食住すべての側面で変化の大波小波がやってきていて、
正直、「もっとお手柔らかにお願いしますよ……!」
と思わないこともないのですが(笑)

それでも、いざその波に乗ってしまえば、
「もっと早くこっちに切り替えればよかった!」と思うほど、
シン地球仕様のあれこれが、自分の心身にとって、
あまりに心地よくて、サステナブルな感覚があって。

その中でも、とくに私的にインパクトが大きかったのが、
「美容」というものの捉え方が変わったこと。

今日は、このあたりのお話を綴ってみたいと思います。

🪞 かつての「美容」への違和感

私は、ほんの少し前まで、

美容
=一般的に「美しい」とされる姿かたちに
自分自身を(多少無理やりにでも)近づけていく営み

のことだと勘違いしていました。

雑誌なんかでも、よく、旬の女優さんやタレントさんを、
「いま、なりたい顔ナンバーワン!」
みたいな煽り文句とともに紹介していますよね。

自分の顔や体の元々の造形がどうであっても、
ひとたび「これこそが理想だ!」という姿かたちが提示されると、
どうにかこうにか工夫をこらして、それに近づけていく努力を余儀なくされる。

いま思えば、ものすごく不自然だし、違和感の塊しかないのですが、
当時は「これぞ美容!」と信じて疑わなかったのです。

😖 私のコンプレックス事情

たとえば、私が生まれてから今に至るまでの数十年は、
お目目ぱっちり、お鼻高々、唇ぷっくり、
ヨーロッパのお人形さんみたいなタイプの顔が、
「みんなが憧れる顔」としてもてはやされ続けています。

それに比して、私は、

限りなく一重に近い奥二重の楚々としたお目目、
「ほぼ直滑降」のような傾斜を誇るお鼻、
「薄情の証」と言われるほど薄い唇

と、「生まれる時代間違えた?」と思ってしまうほど、
圧倒的に「不利」な造形とともに生き抜いてきました。

💋 涙ぐましい努力と空回り

私もね、できる限り、努力したんですよ。

ほんの少しでも目が大きく見えるように、
芝生のように短いまつ毛を無理やりカールさせて、
繊維たっぷりのマスカラを何重にも塗りたくって、
偽ドラァグクイーンを爆誕させたり、

ほんの少しでも鼻が高く見えるように、
ノーズシャドウをこの平たい顔に塗りたくって、
結果、人面カメムシのようになってみたり(トップ画像参照)、

ほんの少しでも唇がぷっくりして見えるように、
カプサイシン効果を謳うあやしげな美容液を塗りたくって、
結果、唇が必要以上に腫れ上がって、オバQのような様相を呈してみたり。

ふぅ……(遠い目)
ほんとうに、いろいろ、苦労してきたなぁ……。

やればやるほど「不自然」になる自分の顔面に業を煮やして、
「こんなことなら、もう今後一切、お化粧なんかしてやるものか!」
と、「極端な自然派」に偏りそうになった時期もありました。

🌿 美容の転機──森田要さんと「エコ・ヴェーダ」との出合い

「美容」というものとの付き合い方がまったくわからなくなって、
右往左往し続けて数年が経ったある日、私に転機が訪れました。

それが、美容師の森田要さんと、
森田さんが監修されている「エコ・ヴェーダ」という
ヘナ&ハーブ製品との出合い
でした。

森田さんは「ヘナの伝道師」として、国内外を忙しく飛び回り、
日夜精力的にご活躍されています。

そんな森田さんが、よくおっしゃるのです。

「僕はただヘナを売りたいわけじゃない。
ヘナを通して、みなさんの意識を変えていきたいんです」

その言葉の意味は、
実際に自分がヘナを使うようになってから、すぐにわかりました。

💇‍♀️ 自分の髪質を愛するという体験

「エコ・ヴェーダ」のヘナを使って、
自分で自分の髪を整えるようになると、
自分自身が持って生まれた髪質をどんどん好きになっていくのです。

たとえば、私の髪は、非常に太くて、硬くて、多い。
「剛毛」と呼ばれるタイプの髪質です。

私は、物心ついた頃からずっと、
この髪質をコンプレックスに感じていました。

それこそ、一般的に「美しい」とされる髪に少しでも近づきたくて、
少しでも髪が柔らかく見えるように茶色や金色(!)に染めてみたり、
少しでもボリュームを減らしたくて、美容師さんに思いっきり梳いてもらったり。

でも、「エコ・ヴェーダ」のヘナを使うようになってから、
どんどん、自分の元々の髪質が好きになっていきました。

森田さん曰く、

「あなたは、神さまとの約束の中で、その髪を選んできたのでしょう?
ならば、生まれたままのその髪が、いちばん美しいんです」

いまの私なら、この言葉の意味が深いところからわかります。
ヘナを使って、髪と頭皮を整えるようになって、
より健やかで美しい髪が生えてくるようになって、
私は、自分の髪に、根底から自信が持てるようになりました。

✨ 「美容」の定義が根底からひっくり返った

こうした体験の中で、いつの間にか、
自分にとっての「美容」という言葉の定義が、ガラリと変わってしまっていました。

美容とは、個性を消して一般的な美の基準に合わせること。
……なんかじゃ決してない。

自分自身にもともと備わっているものをそのまま尊重し、
その美を誇りに思えるような心の向きを整えること。
そのために、適宜、必要なアイテムをサポートとして使っていくこと。

これこそが、ほんとうの意味での「美容」の定義。

そして、このあり方が、これから先、
あたらしい地球においてのスタンダードになっていく、と感じています。

🌍 美しい自分と美しい地球はリンクしている

「美容」というものの捉え方が変わってから、
ヘナをはじめとするヘアケア用品にしろ、
日々のスキンケア用品にしろ、メイク道具にしろなんにしろ……
自分自身の生まれつきの特徴に素直に寄り添えるアイテムを
ごくごく自然に手に取るようになっていきました。

こういったアイテムは、そのまま環境にもやさしいものが多い。
美しい自分と、美しい地球は、密接にリンクして存在しているのです。

🧡 すべてがひっくり返る日は近い!?

現代主流になっている美容は、いまある自分を否定して、
「自分じゃないもの」になろうとすることと同義になってしまっている気がします。

私はそれがとても悲しい。
こんなのはサステナブルじゃないな、と感じます。

もちろん、美容に関しては、いろんな考え方があっていいし、
自己表現の自由は誰にでも保証されています。
私の考え方も、ひとつのケースにしかすぎません。

でも、私は、上に書いたような「変化」を経て、
ありのままの自分自身の姿かたちを好きになることができたし、
ひいては生き方全般にも誇りを持てるようになったのです。

コンプレックスが強かったからこそ、
そこからの解放感が、よりビビッドに感じられたのでしょう。

そして、繰り返しになりますが、こういった「美容」のあり方は、
これからのスタンダードになっていく、と確信しています。

サステナブルとは、自然の理にかなっている、ということ。
こういったものが主流になっていくことで、
地球環境も、私たちひとりひとりの心身も、真に美しく整っていく。

すべてがひっくり返る日は近い。
そんな気がしてならないのです。

【参考】
美髪の伝道師・森田要菩薩との出合い
https://yoko-koide.com/33273/

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