【ポッドキャスト】第4回 “答え”ではなく“問い”を届ける──めぐりはぐくみ的・発信の本質

ビデオポッドキャスト『小出遥子のめぐりはぐくみライフ実践ラジオ』。

4回目となる今回は、
「“答え”ではなく“問い”を届ける──めぐりはぐくみ的・発信の本質」
というテーマでお話してみました。

🎙️ 「めぐりはぐくみライフ」──“問い”を手渡すということ

最近、noteで、ヘナのことやセカンドハンドの服のことなど、
めぐりはぐくみライフの具体的な実践をいろいろシェアしています。

でも私は、決して、
「これが正解です」「こうすべきです」
と言いたくて発信しているわけではありません。

私がほんとうに届けたいのは、
答えではなく、問いそのもの。

決められた正解を押しつけるのではなく、
それぞれの人が暮らしのあれこれを
自分の感性で選びなおすための“余白”をお渡ししたい。

そんなふうに願いながら、日々、発信を続けています。

🌿 今回の放送のテーマ

1. 答えよりも、“問い”を共有する発信へ

発信をしていると、時折、
「これが正解なんですよね?」
「小出さん、これが正しいっておっしゃいましたよね?」
といったふうに受け取られてしまうことがあります。

でも、繰り返しになりますが、
私がやりたいのは “正しさの提示”ではなく、
いま、ここから生まれてくる “問い”の共有。

一緒に迷い、一緒に考え、一緒に確かめながら歩く。
そんな発信者でいたいんです。

2. 暮らしの実験を、そのまま届ける

ヘナも、セカンドハンドの服も、サステナブルな生理用品も──。
私は、自分の暮らしの中で行っている
“小さな実験”の結果を、ただ正直にシェアしているだけ。

「なんとなくいつもの選択」に流されるのではなく、
一度立ち止まって、
「これはどこから来て、どこへ行くんだろう?」
と問いかけてみる。

その姿勢が、
めぐりはぐくみライフの核にあるもの。

そこからの発信スタイルです。

3. 「知ったうえで、自分はどうしたい?」という視点

大切なのは、誰かの“正解”を受け取ることではなく、
自分自身の感性にしたがって、誠実に選び直すこと。

「これを使うと私はどう感じる?」
「これを手放したら、どんな“めぐり”が生まれる?」
「この製品がここに届く前、どんなプロセスを辿ってきた?」
「これを捨てた先、流した先に、なにが起こる?」

知って → 感じて → 考えて → 選び直す

このサイクルを、大事に育んでいきたいのです。

問いが増えると、選択が自然と変わっていきます。
人をほんとうに動かすのは、外側からの押しつけではなく、
内側からの気づきだと思っています。

4. 選択肢をひらく“まっすぐな問いかけ”

私は、発信者として、
誰かの世界を狭めるのではなく、ひらく存在でいたい。

「こうすべき」ではなく、
「私はこう感じた。あなたはどう?」
というスタイルで、言葉を誠実に紡いでいく。

問いとは、人を縛るものではなく、
その人自身の自由を取り戻す鍵。
だからこそ、丁寧に。

嘘やごまかしが混ざらないよう、
自分にまっすぐにありたいと願っています。

🌸 今回の放送のまとめ

めぐりはぐくみライフは、
“答えの提示”ではなく、
“問いを通して選択肢を広げる” ためのプロジェクト。

昨日より今日、今日より明日、
もう少しだけ丁寧に感覚をさぐり、
もう少しだけ誠実に言葉をつむぎ、
「自分で感じて、考える」という力を取り戻す。

問いを手渡すという行為は、
“めぐり”の感覚を静かに呼び覚ますことでもあります。

世界と自分をひらく“まっすぐな問い”を、
これからも、どんどんシェアしていけたらうれしいです。

今回の放送のご感想を、Spotifyの方にお寄せいただけますとありがたいです!
応援、どうぞよろしくお願いいたします。

第4回 “答え”ではなく“問い”を届ける──めぐりはぐくみ的・発信の本質
https://open.spotify.com/episode/4SUhMhMWsy1OrfqO578lfU

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