【めぐりはぐくみライフ実践記録 vol.16】🌏「土に埋めても罪悪感のないもの」を選ぶ暮らし

※こちらは小出遥子noteからの転載になります。

日々、ほとんどなにも考えずに、
なんとな〜く「いつものやつ」をカゴに入れて、
なんとな〜く「いつものように」使ってしまう日用品たち。

でも、その“なんとな〜く”を一度手放してみると、
暮らしは驚くほどうつくしく、軽く、
地球と調和したものに整っていきます。

今回のテーマは、
「土に埋めても罪悪感のないもの」を選ぶ暮らし。
私自身が日々心にとめている、大切な基準のお話です。

🧴 日々「当たり前」に使っているものたち、ほんとうにこれでいいの?

シャンプー、ボディソープ、スキンケア用品、ヘアケア用品、
そして、洗濯用洗剤、台所用洗剤などのあらゆる日用品……。

私が、こうした“生活に入り込んでくるものたち”を
選ぶときに大切にしている基準は、たったひとつ。

「これ、私たちの畑に流せる?」

たったそれだけです。
でも、この問いかけが、暮らし全体の方向性をガラリと変えてくれました。

📚 転機となった一冊

ある本を読んだとき、私は衝撃を受けました。
そこに書かれていたエピソードを、一部引用します。

いつも思い返すのは、ある知人のマダムの話。
ごみに詳しいその方は、友人から「中身の残っている化粧品」の処分法を質問され、
「庭に流せば?」とアドバイスしたそうです。
「え、だって、化学物質は土によくないでしょ?」と逡巡する友人に、
「あなた、土に埋められないようなものを肌に塗りつけているわけ?」と返したとか。
このエピソードはことあるごとに思い出します。
そして、できる限り「安心して庭に埋められそうなもの」を選び、
庭に埋めたくないものは買わないように心がけています。

『サステイナブルに暮らしたい ―地球とつながる自由な生き方―』
(服部雄一郎・服部麻子 著/アノニマ・スタジオ刊)

この一節を読んだ瞬間、
はっと、目が見開かれる思いがしました。

⚡ 自分の暮らしの“不自然さ”が浮き彫りになった瞬間

その目で、あらためて自分の生活を見渡してみれば、
まだまだ「不自然」なものがたくさんあることに、気づいてしまいました。

自分の体に、ひいては地球に負担になるようなものを、
私は、なんの疑問もなく、「当たり前」として使っていた。

正直、かなりショックでした。

🌱「土に埋めても罪悪感のないもの」を選ぶ

それ以来、日用品にしろ、食品にしろ、何にしろ、
“土に埋めても罪悪感のないもの(できるかぎり少ないもの)”
を基準に選ぶようになりました。

“土”というのを、“自分たちの庭=畑”に置き換えると、
この感覚はさらにリアルになります。

庭や畑に流しても、撒いても、埋めても、土の負担にならないもの。
可能であれば、流した先の土壌や生態系を、より豊かにしてくれるもの。

そういうものを、自分たちの暮らしには、
積極的に迎え入れていきたいな、と思っています。

🌏 サステナブルって、ほんとうはもっとシンプルなのかも

「サステナブル」や「エシカル」という言葉の意味を学ぶことも大事だけれど、
ほんとうは、もっともっとシンプルなんだと思います。

私たちの心と体は、
地球にやさしい生き方のなんたるかを、直感的に「知っている」。
ただ、思い出せばいいだけ。

これから先、いまよりも、
もっともっと、シンプルに生きていきたい。

そんな基準で選び抜いた、
私の「一生もの」の日用品たち を、
これからこのnoteでも、少しずつご紹介していきますね。

暮らしは、小さく変えれば、大きく整う。
「めぐり」の感覚、大切にはぐくんでいきましょう。

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