おはようございます。小出遥子です。
私が伝えたいこと、というか共有したいことって、結局、
「大丈夫」
の3文字に集約されてしまうんですよね。
いつでもどこでも「大丈夫」。
なにが起きても「大丈夫」。
大丈夫、と思えなくても「大丈夫」。
……みたいなことを言うと、
「現実に大丈夫じゃないことが起きても大丈夫なんて、
信じられるわけないでしょ!」
といった反論をいただいてしまうのですよね。
気持ちは、とてもよくわかります。
だって、「現実」って、厳しいですものね。
私も、過去何度も現実の厳しさにもみくちゃにされて、
「さすがにもう立ち上がれない……」
と、ペシャンコになりそうになったことがあります。
もちろん、いまでも、ありますよ。
でも、それでも、「大丈夫」なんです。
最初から、絶対的に、「大丈夫」なんです。
なぜなら、はじめから、なにも起きていないから。
あはは。理屈じゃ絶対にわかりませんよね。
あたまで考えてわからないときは、
からだに感じてもらうのが一番です。
心身一如って、ほんとうにほんとうなので。
ということで、
「現実」に押しつぶされそうになって、
「大丈夫」の3文字を思い浮かべることすら難しいようなときは、
とりあえず、浴槽にちょっとぬるめのお湯を張って、
みぞおちから下をつけて、20分以上、半身浴をしてみましょうか。
おうちに浴槽がない人は、大きめの洗面器やバケツを用意して、
熱めのお湯で足湯をしてください。
お湯が冷めてきたら、熱湯を注いで温め直してください。
(そのときは、足は外に出してね。やけどにはくれぐれもご注意です!)
からだの下半分を重点的にあたためると、
あたまに上っていた血が、ちゃんと全身をめぐりはじめます。
からだがポカポカしてくると、あたまがゆるんで、
思考の内容やものの見方も、おのずと変わってきます。
すると、自分が「現実」だと思っていたものが、
ほんとうに「現実」なのかどうか、あやふやになってきます(笑)。
そうなったらしめたもの。
あとは、ただ、「大丈夫」を感じて
(「大丈夫」ということについて考えるのではなく、あくまで感じて)
「大丈夫」に包まれながら、
「現実」を生きてくことができるようになるので。
そんな簡単な話なの!? と言われそうですが、
そんな簡単な話なんです。
私も、「現実」という名の幻想にあたまが支配されて
「抜け出せないよ~、うえ~ん」となったときには、
「うえ~ん」と泣きながら、
「うえ~ん」と浴槽にお湯を張って、
「うえ~ん」と服を脱ぎ散らかして、
「うえ~ん」と湯船にからだを沈めています(笑)。
そうやって、20~30分後には、「大丈夫」を取り戻しています。
からだは、ほんとうにありがたいです。
いつだって「大丈夫」を生きています。
つらいときには……
いや、つらくなくても、ぜひ、ためしてみてください。
よい一日をお過ごしください◎