褥を離れることは履を脱するが如し

2016年1月14日

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一、寝に就くときは棺を蓋うが如く 褥を離れることは履を脱するが如し

 

夜、布団に入るときは棺桶に入って蓋をするつもりで寝ろ、と。一日一生、今日で自分の一生が終わるぐらいのつもりで休めと言っているのです。また、朝起きて布団を離れるときは靴を脱ぐが如くにしろ、と。これは布団から出るときに躊躇わないで、靴を脱ぐときのようにサッサと布団から出ろということを言っています。もうちょっと寝ていたいとぐずぐずしていてはいけない、ということでしょう。

 

 

(『禅の名僧に学ぶ生き方の知恵』 横田南嶺=著 致知出版=刊 より)

 

 

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たまには実生活に即座に役立ちそうなことも書こう……(笑)

 

 

 

ご存じのように(?)私は毎日早朝に起き出して、このブログを更新しています。

 

こういう生活を送っていると、

 

たまに「早起きのコツを教えてください!」と言われるんですね。

 

そういうときに、私が真っ先にお伝えしているのが、

 

「布団から出るときにためらわないこと」

 

なのです。

 

 

 

とくにいまの時期、ものすごく寒いですしね、

 

私が起き出す時間(だいたい4時。たまに3時。

 

前夜の就寝時間によっては5時)はまだ外も暗いし、

 

まあ、「まだ寝ていよう」と思えば、

 

いくらでも寝ていられる状況は整っているわけです。

 

布団や毛布はやわらかくてあたたかくて心地いいし、

 

夫は隣の布団でまだまだ気持ち良さそうに寝ているし、

 

誘惑だって、めちゃめちゃ強い。

 

 

 

だからこそ、ここで一瞬でもためらうと、それが命とりになるんですね。

 

なので、目覚ましが鳴ったら、それを止めると同時にまずはからだを起こす。

 

起こすだけじゃなくて、ほとんど瞬間的に布団から出る。

 

寝室そのものからも出る。

 

これをだいたい15秒以内にやるんです(笑)

 

それこそ、「靴を脱ぐように」サッとやってしまう。

 

(冒頭に挙げたことばは、釈宗演老師の座右の銘のひとつ、ということです。)

 

 

 

「靴を脱ぐように」って、すごくいい表現ですよね。とっても気に入っています。

 

なんというか、気持ちの良いスピード感があって……。

 

確かに、このぐらいのスピード感でやらないと、

 

睡眠の誘惑につかまってしまう、っていうのはありますからね。

 

 

 

そうそう。

 

私の場合、

 

目を覚まして15秒以内に寝室を出て、

 

そのままキッチンに立って白湯を沸かして、

 

沸いたらPCの前に移動して、メールチェックをしながらそれを飲む。

 

……っていうところまでをルーティンにしています。

 

自分なりのルーティンを定めておくと、寝起きでぼんやりしていても、

 

からだが自動的に動いてくれるので、楽です。

 

 

 

ここまで読んできて、

 

「起きてすぐに動くの!? からだに負担かからない!?」

 

というご意見を持たれた方もいらっしゃるとは思うのですが、

 

うーん、どうなんだろう……。

 

まあ、ご高齢の方とかね、あとは元々心臓が弱い方とかは、

 

もちろん、十分に気をつけた方がいいとは思いますが、

 

でも、私の実感としては、

 

「起きなきゃいけないんだよなあ……でもなあ……」

 

なんてことを思いながら布団の中でウダウダしている時間に

 

ジワジワと受け続けている精神的なストレスの方が、

 

よっぽど心身に悪い影響を及ぼしているのではないかなあ、と。

 

それならば、さっさと起き出して、

 

白湯でも飲んでほっとあたたまって、

 

早朝の静かできれいな空気の中で、

 

自分の好きなことを思いっきり楽しんでしまう方が、

 

ありとあらゆる意味で「健康的」なんじゃないかな、と思うのですが。

 

 

 

ということで、毎日超絶早起きをするようになって早数年……

 

まあ、これもある意味筋トレみたいなものであって、

 

最初は無理やり感があっても、数日続けているうちに、

 

ちゃんと「早起き筋」みたいなのはついてくれますから、

 

そうしたらあとはもう楽になる一方ですから、

 

安心してください!(笑)

 

 

 

お役に立てればうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も寒いですねえ。

 

どうか、よき日を◎