おなかの下に「自分」をおさめる

2016年1月8日

自分が自分だと思っている「自分」は、からだの中のどの部分にいますか?

 

どの部分に、一番強く「自分」を感じますか?

 

 

 

直感でいいんです。

 

「自分」は、普段、どこにいる?

 

ちょっと、指を差してみてください。

 

 

 

……とやってみると、たいていの人は、胸から上を差すんじゃないかな。

 

あたまのあたりを差す人も多いかと思います。

 

 

 

それはそれで構いません。

 

なにも悪いことはない。

 

それがご自身の実感なのだから。

 

 

 

ただ、胸から上に「自分」を置くと、

 

いつだって、少し、緊張した感覚が生まれてしまう、

 

っていうのはあると思うんですね。

 

 

 

「世界」と「自分」とがバラバラにある感じ。

 

そこから派生した緊張感ですね。

 

 

 

まあ、いままでずっとそうやって生きてきた人には、

 

もはやその緊張感がデフォルトになってしまっていて、

 

自分が緊張していることにすら気づいていない、ということも

 

往々にしてありそうですが、

 

でもね、人間、緊張していると、

 

やっぱりいろいろ不快な症状は出てくるんですよね。

 

息がしづらい、とか、肩がこる、とか、

 

視野が狭くなる、とか、人を信用しきれない、とか……。

 

 

 

そういうの、もうイヤだな~、疲れちゃったな~、

 

って思ったときに、

 

ちょっとオススメの方法があります。

 

 

 

やり方はものすごくシンプル。

 

ただ、胸から上にあった「自分」という意識を、

 

おなかの下のあたり、もっと言えばおへその下、

 

丹田と呼ばれているあたりに移せばいいだけです。

 

 

 

吐く息とともに(吸う息はとりあえず意識しないで)、

 

ゆっくり、ゆっくり、ご自身のペースで、

 

上の方にこり固まっていた「自分」という意識を、

 

おへその下のあたりに移動させていくんです。

 

 

 

ゆっくり、ゆっくりやっていくと、

 

あるポイントで、ふっとなにかが「おさまる」感覚があると思うんですね。

 

 

 

そうなったら、あとはそこを「自分」の本体として、

 

ふつうに生活するだけ。

 

 

 

おなかの下に「自分」をおさめると、

 

「世界」と「自分」との本来的なつながりが見えてきます。

 

ふっと緊張感がゆるんでいきます。

 

理由もなく、安心していられます。

 

それが、本来の自分の姿です。

 

 

 

まあ、一回、「自分」をおなかの下におさめたからと言って、

 

ずーっとその状態で生きられるかと言えば、

 

残念ながらそんなことはなくて。

 

気がつくと、元通り、からだの上の方に「自分」を置いちゃって、

 

緊張感にまみれた人生を送ってしまったりするんですね。

 

 

 

でも、大丈夫。

 

そうなっていることに気づいたら、

 

また、「自分」をおなかの下の方におさめてしまえばいい。

 

何度でも繰り返しやるんです。

 

最初はうまくできなくても、練習しているうちに感覚がつかめてくると思います。

 

慣れてくれば、ふっと意識を向けるだけで、

 

おなかの下の方に「自分」がおさまってしまいます。

 

そうやって、自分を、本来の自分に、馴染ませていくんです。

 

 

 

めちゃめちゃ簡単だけど、非常にパワフルなエクササイズです。

 

(だからズボラな私でもできました……。)

 

何度でも、繰り返し、感覚がつかめるまで、やってみてください。

 

 

 

なにかのヒントになればうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんの少し、寒さが戻ってきましたね。

 

どうか、ご自愛くださいね。

 

 

 

よい一日を◎