窓の外から流れ込む朝一番の空気のひんやり感も、
起き抜けの白湯の透明な味も、
買ったばかりのアロマディフューザーの立てるかすかな音も、
蒸気を含んだスイートオレンジの香りも、
清冽なアルファベットの連なりも、
そこから広がる果てしないイメージも、
冷えた指先も、
おなかの底からの深い呼吸も、
今日の午後の予定がほんの少し憂鬱なことも、
あの日届いたことばのあたたかさも、
「あなたとは分かり合えません」も、
「私とあなたはひとつです」も、
体感も、思考も、感情も……
“いまここ”にあらわれている事象、
そのすべてが、“愛”。
“愛”に気づいている“わたし”も、“愛”。
“気づき”としての“わたし”そのものが、“愛”。
“愛”でないもの、なし。
圧倒的な“愛”の中で、
圧倒的な“愛”そのものとして生きている。
ありがとう。
愛しています。