今日で4月も終わりですね。
私は、今月の初め、「いつもにっこり」という目標(?)を立てました。
深刻になりそうなことが起きても、とりあえず一度にっこり笑ってみよう、と。
小出は、まあ、そもそも、デフォルトが笑い顔みたいなところがあるのですが、(たまに真顔でいると「こわい……」と言われます。なんだと……!?)
一度、これを意識してやってみよう、と。
意識的に笑顔でいたらどんなことが起こってくるのか、とりあえず、1か月、集中して実験してみよう、と。
結果。
笑顔は、やっぱり、偉大でした。
この1か月、意識的に笑顔でいた私は、数字に置き換えることのできない、素晴らしいギフトを受け取ることができたのです。
笑うとなにが起こるのか?
まず、からだがゆるみます。
呼吸が深くなります。
と同時に、視野が広がります。
「自分」(だと思っているもの)の範囲が広がります。
なにかが「解除」され、「解放」されるのがわかります。
「問題」なんか本当はどこにもなくて、
ただ、それを「問題」としてとらえている意識だけがあることに気づきます。
その「気づき」が、今度は本物の笑いを運んできてくれます。
湧き上がってくるような笑いに身を任せているうちに、いつのまにやら「深刻さ」なんてものは雲散霧消、
と同時に、「問題」なんてものもどこかに消えてなくなってしまっていることに気づきます。
こころの底からの安心感に、さらなる笑顔が浮かびます。
いまいるこの地が、そっくりそのまま、「浄土」であり、「極楽」であり、「天国」であり、「楽園」であったことを知ります。
……と、まあ、非常に単純化すればこんなところなのですが、
これ、本当のほんとうです。
嘘だと思うならやってみてください。
まじで、本当の、ほんとうだから。
「簡単すぎる!」と思われるかもしれませんが(私もそう思っていた……)
その「簡単すぎる」ことが「簡単」にできないのが人間というもので……。
でも、ほんとうのことはいつだって「どシンプル」なんですよね。
昨日は、ティク・ナット・ハン師のお弟子さんたちの講演会に出かけてきました。
おひとりおひとりの笑顔が、本当に印象的でした。
昨日の講演会のテーマは、
Happiness Is The Way ~幸せへの道はない、幸せこそが道だから~
しみじみと、頷いてしまいました。
「しあわせ」は、いつだって、いま、ここに。
それに気づくための、一番簡単な方法が、笑顔でいることなのかもしれない。
そんな風に思いました。
笑顔になることには、一秒も、一円もかかりません。
まずは、いまいるところで、にっこり笑ってみましょうか。
一瞬で、「ほんとう」を感じられるはずですよ。
いっぱい笑って、生きていきましょう。