チェーン店のあたらしい利用法

2015年2月9日

@yokokoide

私はいま、東京都心のサンマルクにいるのではない。奈良の三条通りのサンマルクにいるのだ……! という妄想が成功して、10分ほど平城京の香りを味わっていました。想像力の正しい使い方。

 

@sa・・・

@yokokoide チェーン店にそんな使い方があったなんて!良き発見☆

 

@yokokoide

@sa・・・ いいでしょう!笑 スタバやドトールでもできるね。チェーン店はそれ自体が時空を超えるマシーンだ。

 

‏@sa・・・

@yokokoide

なんて素敵なマシーン!もはや場所すら関係なくなるね。気持ち一つでどこへでも。

 

 

 

 

 

上記は、とあるフォロワーさんとのツイッターでのやり取りをコピペしたものです。

 

「気持ちひとつでどこへでも」って、素敵ですよね。

 

そして、これは、まぎれもなく真実なのだと思います。

 

 

 

チェーン店って、まあ、味も素っ気もないと言えばその通りで、上記のツイートをしたときも、友人との待ち合わせの時間まで少しあったので、割と「仕方なく」サンマルクカフェに入った感じだったんですよね。

 

「不本意ではあるけれど、ほかに良さそうなところを探す時間もないし、ここでいいか……」みたいな。

 

でも。

 

いざ、席に着いて、注文したゆず茶の香りが鼻をうった瞬間。

 

めちゃめちゃはっきり思い出したんです。

 

数年前、私は、同じ飲みものを、大好きな場所に立つ、同じお店で飲んでいたことを。

 

 

 

チェーン店って、当然だけど、全国で同じメニューを出しますよね。

 

だから、味もほとんど一緒だし、店内に漂う香りとかも一緒になるわけです。

 

あと、照明の具合とか、机の質感とか、椅子の座り心地とかもほぼ一緒。

 

 

 

そこで、私、思いついちゃったんですね。

 

「これをうまく利用すれば……!」

 

 

 

そうして目を閉じた私は、数秒後には、奈良の三条通りのサンマルクカフェにいたのでした。

 

JR奈良駅から近鉄奈良駅に向かう途中の、あのどこか白っぽくて砂っぽい道のわきに立つ、銀行と本屋さんにはさまれた、やけに細長いサンマルクの奥の方の席で、

 

「やっぱり奈良は落ち着くな~」

 

とかなんとか言いながら、のびのびとくつろいでいる私がいたのでした。

 

「18時か。東大寺のお水取りの時間までまだ少しあるな~。浮見堂のあたりまで、ぶらぶら散歩してようかな~」

 

「あ、でも早めに行かないと、二月堂の前のスペース、埋まっちゃうかもな~。でも寒いしな~。寒いの嫌だな~。どうしようかな~」

 

「お水取りのあとはへいぞうさんに行っておいしい中華を食べよう。うわ~、楽しみだな~!」

 

とか、なんかもう、めちゃめちゃリアルな脳内会議まで繰り広げられちゃって、うきうきが止まらなくてね。笑

 

 

 

私、しみじみ思いました。

 

想像力って、こうやって使うものなのだなあ、と。

 

想像力さえあれば、どこへでも「行ける」のだなあ、と。

 

お店を出るころには、私はなんだかすっかり満たされてしまっていたのでした。

 

 

 

ていうかね。ここだけの話、私、あの数分間、実際に、奈良に「いた」のだと思う。

 

時間も空間もなにもかも飛び越えて、私は、あのとき、あの大好きな場所に「いた」のだと思う。

 

「いなかった」と、誰に言える?

 

 

 

こういうことって、あると思うんです。

 

 

 

 

 

チェーン店って、便利ではあっても、やっぱりどこか好きにはなりきれない存在だったけれど、それ自体を、時間や空間というものに対する認識に揺さぶりをかけるために全国各地に配置されたマシーン? というか基地? それ的なものとしてとらえると、なんというか、こう、単純に、たのしいですよね。笑

 

いや、ぜんぶ妄想ですけどね……!!!

 

 

 

 

 

うーん、読み返してみたら、あらためて、これ、頭のおかしい人のブログだな。

 

でもこのまま載せちゃう。

 

 

 

次回、チェーンのお店に入った際には、ぜひ、お試しあれ、です。笑