【日記】2023年4月13日(木)快晴 〜野良仕事と「受け継ぐ」ということ〜

7時半頃起床。
昨日の日記をアップして、身支度を整えて、流生さんと二人で外へ。
今日はお手伝いさせていただいている田んぼの作業の日。
畑に植えている苗の水やりに行くのだ。

のんびり歩いて20分ほどで到着。
雨水を溜めているタンクから水を出して、じょうろでこまめに水をやる。
できるだけたっぷりあげてください、とのことだったので、念入りに、
土と苗がよろこんでいるところをイメージして水をかける。
雨の神さま、水分(みくまり)の神になった気分で恍惚としながら水やり作業。
たのしい……!

私が水をまいている間、流生さんは雑草取りをしてくれていた。
私も少しはしたよ!

畑にいた30分のうちに、少し苗が成長した気がする。
気のせい?
植物ってすごいな。
大きくなってね〜!

横浜とは思えないほどのどかな場所。
いいところに住ませてもらっているな。

水を張る前の田んぼを眺めて一休み。

自分自身に落ち着くと、自分自神との邂逅が起こる。
すべてが「ひとつ」として「ただ、ある」ことが、理屈でなく腑に落ちてくる。
いのちが、わたしたちを生きている。

去年収穫したお米をようやく受け取り、いったん家に戻る。
お米を置いて、再度外出。
今度は駅前へ。

本屋さんで村上春樹さんの新刊を買い(流生さんが)、
私は若松英輔さんの『悲しみの秘義』を買う。
ダイソーで日用品を買ってから、ラーメン屋さんへ。
黒胡麻坦々麺とビールをたのしんで、バスで帰ってくる。

胃の調子がまだ万全ではなく、少し気分が悪くなったので、数時間横になる。
回復してから、執筆作業。
執筆している時が、いちばん体調がいい(笑)。

夕方になって、通販の支払いのためにコンビニへ。
行き帰りに、ずっと、ほんとうの先祖供養の意味について考えていた。
今度TANDEN Lab.でお話ししてみよう。

私たちは、ほんとうはなにひとつ自分で考えたことなんかなくて、
すべて「受け継いだ」ものでしかないのかもしれない。
受け継いだものを、最適なかたちで、表現し続けること。
それこそが「仕事」の本質なのかもしれない。

やらせていただいている。
この気持ちは、忘れたくないな。
ここに、いつだって立ち返ってきたいな。

今日はたくさん歩いた。
適度な運動は心身の栄養。
のんびりお風呂に入りながら、この日記を書いたり、頭の中を整理したり。

お風呂上がりに軽めにご飯を食べて、流生さんとあれこれお話。
21時過ぎに就寝。

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