【ブログ】常世(とこよ)の光に照らされた現世(うつしよ)を、ひとりの人間として、この世でひとりだけの「私」として、ただ、生きるのだ。

『すずめの戸締まり』

ものすごい映画だった。
過去の私を、今の私が、未来へと連れていく物語。
そして、その物語は、そのまま「神話」なんだ。

映画館から出たら、空に巨大なミミズが這っていた。
私の物語を、他でもない、私自身が引き受ける時が来ているのだ。

開きっぱなしの扉を、きちんと締めていくだけの人生。

でも、それでいいのかもしれない。
それ以上の人生なんか、ないのかもしれない。

常世(とこよ)の光に照らされた現世(うつしよ)を、
ひとりの人間として、
私として、
ただ、生きるのだ。

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