世界のすべてを、
すみずみまで、愛して、
愛し切って、死にたい。
これが、人類の、いちばん純粋で、
いちばん大きな、願い、なのだと思った。
悲願、と呼んでもいいのかもしれない。
見て見ぬフリをしなくていい。
感じて感じぬフリをしなくていい。
愛して愛さぬフリをしなくていい。
こんなにうれしいことって、
しあわせなことって、ないよ。
そっと、つぶやいてみて欲しいんです。
「私は、世界のすみずみまで、
愛して、死にたい」
その瞬間、なにかあたたかな感覚が、
からだ中に広がるのがわかると思うから。
それこそが、愛の体感。
世界のすべてから、
「愛されている」実感。
「愛する」ことと、
「愛される」ことは、
まったく、ひとつ。
同じこと。
「私は、世界のすみずみまで、
愛して、死にたい」
この願いを、願いとして受け取った時から、
世界は、変わる。
愛して、いいんだ。
文字通り、「すべて」を。