【ブログ】TANDEN道はNINGEN道

「TANDEN道ってさ、つまるところ、
NINGEN道なんだよね」。

先日のTANDENラボの夜のプログラム中に、
自分の口からさらっと出たこの言葉に、
私自身、ハッとしました。

TANDEN道は、
NINGEN道。

「人」。

ではなく、

「人間」。

サル目ヒト科ヒト属ヒト(sapiens)種としての「人(ヒト)」。

ではなく、

社会的な生き物としての「人間」。
「あわい」を、「つなぐ」存在としての、「人間」。

「人」ではなく、「人間」として生きる道。
それが、TANDEN道。

TANDEN道ってなんだろう?

TANDEN道とは、

世界のすべてと、

やさしく触れ合い、
いのちの明かりを灯し合い、
ていねいに出合い直していく「道」のこと。

いのちの明かりは、おなかに灯る。

ぽかぽかとあったかくて、
ふんわりとやわらかくて、
のびのびとひろがっていくような、

そんな感覚がおなかにある時、

わたしたちは、「あわい」をつなぐ存在として、
いまここに、「ただ、ある」ことができる。

「光」と「闇」の、
「生」と「死」の、
「天」と「地」の、

そして、

「わたし」と「あなた」の、

「あわい」をつなぐ、
やさしい、明かり。

宇宙の、希望。

それが、「人間」。

「ヒト」が、「人間」として生きる道、
それがそのまま、TANDEN道。
TANDEN道は、NINGEN道です。

ほんとうの意味での「人間」として、
一瞬一瞬を、ただ、ていねいに生きること。
やさしい気持ちで、生きること。

これ以上の生き方なんか、ない。

「あわい」の道を、歩んでいこう。

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