引き寄せの法則 その1

2014年10月11日

「引き寄せっていうのはつまり、欲の問題だろう? でも、俺のはそれじゃないんだ。欲がないところにだけ、広くて大きな海がある。海には絶妙なバランスがある。その中を泳ぎながら、俺は最低限の魚をとって食べている、ただそれだけのことなんだ。有名になる必要はないし、足りているもので生きればいい、そう決めれば必要なものはそこにあるんだ。

 

花のベッドに寝ころんでいるような生き方をするんだよ。幹のいちばんいいところは、心からの幸せの価値を知っていることだ。今のままでいい。うっとりと花のベッドに寝ころんでいるような生き方をするんだ。もちろん人生はきつくたいへんだし様々な苦痛に満ちている。それでも心の底から、だれがなんといおうと、だれにもわからないやり方でそうするんだ、まるで花のベッドに寝ころんでひるねしているみたいに。いつだってまるで今、そのひるねから生まれたての気分で起きてきたみたいにな。」

 

(よしもとばなな著『花のベッドでひるねして』毎日新聞社刊 より抜粋)

 

 

 

 

 

先日の皆既月食中にものすごい体調不良に見舞われた私は、お風呂場に駆け込んで、ただただじっと半身浴をしていました。

 

その時に私が考えていたのは、

 

「お月さまよ、早く満ちておくんなまし~~~!」

 

ってことばかりで。

 

月が満ちれば体調も元通りになるだろう、ならば一刻も早くいつもの白くて真ん丸なお月さまに戻っておくれ、それが私の願いだ! というわけです。

 

つまりは「苦しみのないところに行きたい」っていうことですね。私の願いの本質はそこでした。

 

しかし、願えども願えども体調は好転せず、最終的に、そのことに対して苛立ちまで覚えるようになっていた私……。

 

「月も体調も、なんでさっさと元に戻ってくれないのよ~! き~~~っ!」

 

その苛立ちがさらなる体調不良を呼び、それはもう苦しくて苦しくて、「ああもうどうしたら!」と両の膝頭に額をくっつけた、瞬間! 気づいちゃったんですね~、私。自分の「苦しみ」の正体に。

 

 

 

間違えがちだけど、状況そのもの、この場合で言えば「体調不良」、それそのものが、イコールで、「苦しみ」、というわけじゃ、決してないんです。

 

自分が設定した「あるべき状況」(「月が満ち」「体調が好転する」という状況ですね)、それと、いま現在、実際に目の前にある状況(「絶賛月食中」「絶賛体調不良中」)との「差」、その「差」こそを、人間は「苦しみ」として認識しているんです。

 

願っても願っても「差」が埋まらないよう! 苦しいよう~~~! というわけです。

 

自分で「苦しみ」を作り出していたのですね。

 

 

 

じゃあ、「苦しみ」から逃れるためにはどうしたらいいか、というと、当然、その「差」自体を失くしてしまえば良い、という話になります。

 

「差」を失くすにはどうしたらいいでしょう?

 

 

 

 

 

続きはまた明日書きますね☆