鎌倉仏教女子、小出遥子

2017年1月15日

おはようございます。小出遥子です。

昨日、円覚寺の横田南嶺老師との対話をアップしたら、
その途端に、2月12日(日)開催のTemple@円覚寺にも
ドドドッとお申し込みがありまして……。

まだイベントの開催自体はSNSでも告知していないのに、
横田老師パワーというか、円覚寺パワーというか……の大きさに、
Temple主宰者である私がいちばん驚いています……。

もし、ご興味がございましたら、
できるだけお早目にお申し込みいただけるとうれしいです。
定員は50名。先着順です。

それにしても、横田老師、そして、円覚寺さんと
こうしてありがたいご縁をいただけたことを、
ほんとうのほんとうのほんとうに不思議に思います。

昨日今日と大学入試センター試験が実施されていますが、
受験生時代、日本史の資料集とにらめっこしながら
「円覚寺舎利殿(国宝)」「円覚寺舎利殿(国宝)」「円覚寺舎利殿(国宝)」
……とブツブツつぶやきながら暗記していたことを昨日のように思い出します。

あの頃の私に、
「アンタ、十数年後にその円覚寺でイベントを主催するんだよ」
と伝えたところで、ぜったいに信じなかっただろうなあ……(笑)。

人生って不思議ですね。

そうそう、円覚寺さんは、
いわずもがな、鎌倉という土地に建っていますが、
この「鎌倉」ということばそれ自体にも、
私は、ちょっと感じ入るものがあります。

私、少し前に、あるお坊さんに、

「小出は仏教女子というより、鎌倉仏教女子だな」

と言われましてね。

そのお坊さんは真言宗の方だったので、
多分に嫌味が混じっていたのだと思いますが(笑)
まあ、事実、そういう側面はあるしなあ、と、
割と素直にうなずいてしまいました。

「小出の思想は念仏と禅でできている」

とは、前出のお坊さんのことばですが、
ああ、まあ、確かに、そうだよね、と、
これもまた素直にうなずいてしまって。

もちろん、私は雑食なので、これだけではないのですが、
(とくに真言密教には強く惹かれるものを感じます)
でも、本籍地が「鎌倉仏教」にあることは、
私自身、ようやく自覚してきたところではあります。

鎌倉仏教というのは、まあ、いわば、「庶民」の仏教です。
それまでの日本の仏教は、一部の貴族、
エリート集団のためにあるような側面が大きかったのです。
(もちろん、それだけではありませんが……。)
それを、鎌倉仏教の祖師方が、庶民にもわかりやすく、
取り入れやすいかたちにトランスフォームさせて、
「はい、どうぞ!」と提示してくれたのです。

現代の日本に広く伝わっているのは、
その「トランスフォーム後」の仏教です。

私は、その精神に大きく感銘を受けています。

仏教のど真ん中にあるものは、ズバリ、「いのち」です。
そして、どのような存在であっても、
みな、一様に「いのち」とともにあります。
それならば、仏教は、本来、誰にとっても「自分事」であるはずなんです。

鎌倉仏教の祖師方には、みな、その確信がどっしりとあったのでしょう。
だからこそ、あのような大きなことを成し遂げられたのでしょう。

貴族だろうが庶民だろうがエリートだろうが学のない人だろうが関係ない。
なぜなら、いのちは「ひとつ」だから。
そこには「差」などないのだから。

鎌倉仏教女子、上等です!(笑)
祖師方に多くを学ばせていただきながら、
私も、平成のこの世で、自分にできることをやっていきたいと思っています。

Temple、ご興味があれば、ぜひお越しくださいね。

 

よい一日をお過ごしください◎