おはようございます。小出遥子です。
先日、夫と近所を散歩しているときに、
彼が突然こんなことを言い出しました。
「鳥って恐竜らしいよ」
???
「いや、だから、鳥って恐竜らしいよ」
!?!?!?
「最新の学説では、どうもそういうことになっているらしい」
そ、そうなんだ……。
全然知らなかった……。
え、じゃあ、あのスズメも、あのカラスも、恐竜ってこと???
「そういうことになるみたいだね」
へ、へえ……。
全然意味がわからないけど、そうなんだね……。
「そうみたいだよ」
ふ、ふーん……。
ありがとう。大変勉強になりました……。
「うん」
……この会話!!!
ありとあらゆる意味でシュールすぎて
思い出すだけで吹き出してしまうのですが(笑)。
まあ、とにかく、鳥は、恐竜らしいです。
鳥は、恐竜の子孫ではなく、恐竜そのものなんだそうです。
最新の学説では、それが「常識」とされているらしいです。
※「鳥は恐竜である」は成り立つけれど、
「恐竜は鳥である」は成り立たないらしいです。ややこしや~。
恐竜って、絶滅していなかったんですね……。
まさしく、いま、私たちとともに、生きていたんですね……。
ということは、白亜紀やジュラ紀って、「いま」だったんですね……。
って、最後いきなり論理が飛躍(というか破綻)したかも!
ということで(?)
ここからは「科学」とか「学説」とか「論理」とか関係なく、
いつもの小出遥子節全開で進めますね。
鳥が恐竜だとかいう話は置いておいても、
まあ、確かに、白亜紀やジュラ紀は「いま」なんですよ。
「白亜紀やジュラ紀という時代がありました」
……というお話が湧いているのは「いま」だし、
「白亜紀やジュラ紀には恐竜が地上を跋扈していました」
……というお話が湧いているのも、また、「いま」ですよね。
「538年に百済から仏教が伝えられました」
……というお話が湧いているのは「いま」だし、
「1549年にザビエルによってキリスト教が伝えられました」
…というお話が湧いているのも、また、「いま」ですよね。
「去年の年末は白骨温泉に行きました」(実話)
……というお話が湧いているのは「いま」だし、
「一昨年の年末は渋温泉に行きました」(実話)
…というお話が湧いているのも、また、「いま」ですよね。
ぜんぶ、「いま」起きていることですよね。
どこまでいっても、「いま」ですよね。
「いま」に、ぜんぶが、ありますよね。
恐竜も、百済も、ザビエルも、白骨温泉も、
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ!!!
「いま」そして「ここ」にあります。
「いま」は、そのまま、
無限の時間と、無限の空間です。
すごいな~~~
と、思いませんか?
……思わないか!(笑)
さすがに、論理が飛躍しすぎか!(笑)
でも、どうなんでしょうね。
「いま」に、「論理」なんてあるのかな?
そこから疑ってみないとね。
「常識」なんか、ひっくり返されるためにあるんだぜ……。
たぶんね……。
今日は、下北沢のB&Bさんで、
拙著『教えて、お坊さん!「さとり」ってなんですか』の
出版記念イベントを行います。
おかげさまで満員御礼だそうです。
お越しになられる方、会場でお目にかかれますこと、たのしみにしています。
よい一日をお過ごしください◎