おはようございます。小出遥子です。
正月三日からなんだか景気の悪いタイトルの記事を書いて恐縮ですが……(笑)。
絶望ね。
絶望することって、実はものすご~く大事なんですよ。
だからね、みんな、もっと、じゃんじゃん絶望したらいい。
……なんてことを、割と本気で思っています。
あはは。私、悪魔みたい?(笑)
絶望というのは、
どうにもならないことに直面したときに起こります。
どうにもならない、というのは、
自分の力ではどうにもならない、という意味です。
これって、苦しいんですよね。
どうしようもなく苦しい。
どうして苦しいのかと言ったら、
そこで、あがいたり、もがいたりするからなんです。
あがいたり、もがいたりしているのに、
状況はちっとも打開されない。
その、自分の無力感を、人間は「苦しみ」として受け取るんです。
でも、人間は、そもそも絶対的に「無力」なのだとしたら……?
「自分の力でどうにかできること」など、はじめから皆無なのだとしたら……?
その事実を認め切った先に、大きな光が待っていてくれるのだとしたら……?
自分が、自分の力でどうにかしようと頑張らなくても、
すでに、自分をも含んだ世界のすべては、
完全、完璧に、ととのっている。
完全、完璧に、なるようになっている。
絶望は、
「自力」から「他力」(自分を超えたところにある大きな力)への転換を与えてくれます。
徹底的に絶望して、徹底的に無力感を味わって……
ふと気づいてみれば、
「ああ、なんだ。最初から、仏さまの手のひらの上だったのか……」。
これ以上の救いなんか、どこにもないのだと思う。
ね。
絶望って、悪いものじゃないでしょ。
絶望するなら徹底的に。
中途半端がいちばん苦しい。
ぜったいに、大丈夫ですから。
安心して、絶望してください。
いや、絶望の先に、安心があるのか。
絶望即安心
大丈夫ですよ。
よい一日をお過ごしください◎