おはようございます。小出遥子です。
私の住むマンションは川沿いに立っているので、
休日になるといろんな人たちが土手でピクニックをたのしむ姿が
部屋の窓から眺められます。(いまは寒いからさすがに少ないけれど……。)
たまに、子どもさんが吹くのかな、
土手の方からシャボン玉が漂ってくることがあります。
ふわふわと漂うシャボン玉を眺めるともなく眺めているうちに、
それはいきなりはじけて、次の瞬間には消えてなくなってしまいます。
いや、消えてなくなったのではなく、
ただ、「還った」のだけなかもしれませんね。
大空に。
誰のものでも、なにものでもない、ただの“世界”に。
ただの“いま”に。
「ただいま(ただ“いま”)」と呼びかければ、
「おかえり(お還り)」の声に迎えられる。
いつだって。どこにいたって。なにをしていたって。無条件で。
これ以上の希望は、ないと思うのです。
よい一日をお過ごしください。