「愛」それ自体は、絶対的に、不変。不動。
だけど、その「あらわれ」としては、 常にすべてが移り変わり、動き続け、 決してひとところに留まることがない。
悲しみを覚えないことが、 寂しさを覚えないことが、
それを覚えさせない振る舞いが、
そのまま「愛」の表現になるとは限らない。
大事だからこそ、愛しているからこそ、 これまでのかたちを手放さなきゃいけないことだってある。
別れすら、愛。 痛みすら、愛。
どこまでも、愛。
別れの、痛みの涙の中に、愛があること。
忘れないでいて。