すべてはいまここで起きていて、 同時になにも起きていない。
なにも起きていないのに、 さも起きているかのように感じられるなんて、 この世はでっかいエンタメ広場だ。
広場のど真ん中に着地して、 「正気」を取り戻すと、
「せっかくだから、思いっきり遊んでみるか!」
という軽さが生まれてくる。
すると、さきほどまでのホラー映画が、 すべて、うつくしいラブストーリーに変わってしまう。
瞬間ごとの「出会い」が、 たまらなく愛おしいものとして感じられる。
こんな「生き方」も、あるんだよ。