【詩】ファッションショー

2020年9月23日

脱いで、脱いで、脱いで、脱いで、
どんどんどんどん脱ぎ続けて、

ああ、やっと裸になった……!
丸裸になれた……!
自由になれた……!

そう思っても、
その瞬間に「丸裸ふう」という、
窮屈で不自由服な服を着込んでしまう。

キリがないね。

でもね、そんなに躍起になって、
脱がなくてもいいんじゃないかな。

脱げる時には、自然に脱げるよ。

それにね、
分厚い着ぐるみを着ていても、
「丸裸ふう」の服を着ていても、

いのちそのものは、
いつだって丸裸なのだから。

それはもう、疑いようのない事実なのだから。

そこに立ち返ることができたら、
どんなファッションもたのしむことができるね。

そっちの方が「自由」じゃないかな?