「なにかを失った」という感覚は、 なにも失われることのない、 絶対的な「無」の世界から立ち現れている。
あなたは、なにも失えない。 そもそもなにも持つことなどできないから。
なにも持たない、 なにものでもないあなたに、 いま、この瞬間に、くつろいでみよう。
「おかえり」の声が、聞こえてくるよ。