迷子のような気分を味わっているんだね。
ほんとうは、あなたは迷ってなんかいないのに。 いつだって「家」の中にいるのに。 「わたし」という名の「家」にいるのに。
そうっと静かに目をつぶって、 ふぅーーーっと深く息を吐いて、 こころの位置を、あたまからおなかに下げてみよう。
さあ、ゆっくり目を開けて……。
そこは、すでに、あなたの「家」だ。 「わたし」という名の「家」なんだよ。