「自分を大切にすること」と「ワガママ放題すること」の区別を教えて欲しい、みたいなことを割とよく聞かれるのですが、「知らんわ!」です(笑)。そんなの、やってみなきゃわかんないよ。まずは、自分でやる前から人に答えを聞きたがる、その根性を直すところから始めよう。(おおっ! 辛口!!!)
ただ、「自分を大切にすること」は心地いいことで、「ワガママ放題すること」は心地よくないことだっていうのは、ひとつ、確実に言えるかな。でも、この「心地よさ」っていうのは、人それぞれ千差万別なので、やっぱり、「やってみなきゃわからない」んですね。
ちなみに「心地いい」と「気持ちいい」は、かならずしも同じではないですからね。ここも注意が必要なところ。詳しくはこちらのブログ記事をどうぞ◎
「心地いい」≠「気持ちいい」 https://yoko-koide.com/10529/
失敗したって大丈夫。その痛みから学べばいいだけの話だから。人間には、痛みから学ぶだけの知性が、かならず備わっているから。痛みの中で、自分だけの「自分を大切にする方法」を学んでいけばいい。それは一生ものの知恵になるよ。
先日、個人面談を受けてくださった方から、
こんなご質問をいただきました。
「抜苦与楽(ばっくよらく)ということばがあるけれど、
自分への抜苦与楽と、他人への抜苦与楽、
どちらを優先させるべきですか?」
私、即答。
「完全に、自分、です」
もちろん、段階が進めば、他人へのはたらきかけが、
そのまま自分へのはたらきかけになっていくこと(逆も然り)が理解されていくので、
その区別はまったくなくなっていくのですが、
でも、やっぱり、最初に大事にすべきなのは、自分、です。
だってさ、他人がなにを「苦」と感じ、なにを「楽」と感じるかなんて、
厳密には、ぜったいにわからないじゃないですか。
あたまを使って想像することはできても、
その人に成り代わって、その人自身の「苦」や「楽」を味わうことはできない。
でも、自分の「苦」や「楽」だったら?
完全に、「自分ごと」として味わうことができますよね。
ってことで、
やっぱり、そこから始めないといけないんです。
じゃあ、具体的にどうやるのか?
どうやって、自分自身から「苦」を抜き去り、
自分自身に「楽」を与えるのか。
答えは簡単。
自分自身の「心地よさ」にしたがって生きることが、
そのまま、自分への抜苦与楽になっていきます。
以上。
ただ、ここで気をつけなきゃいけないのは、
おなかで感じる「心地よさ」と、
あたまで考える「気持ちよさ」は、
かならずしも一致しない、ってこと。
大切にすべきなのは、
おなかで感じる「心地よさ」であって、
あたまで考える「気持ちよさ」じゃない。
後者に引っ張られないようにね。
あと、これに付随して、
冒頭にあげたような質問を投げかけてくる方がいるのですが、
そういう人に対して、私、かなり冷たいです。
「自分で実際にやってみて、そこから学んでください」
以上のひとことを放って切り上げます(笑)。
この対応にドン引きされる方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)
でも、結局は、これがいちばん愛情深い答えになるかな、と思っています。
知識は、知識のままでは、人をしあわせにしないんです。
知識を得たら、あとは動かなきゃ。
動いて、動いて、動いて、動きの中で、自分自身の体感を探るんです。
そこに「心地よさ」があるのかどうか。
それはほんとうにおなかで感じる「心地よさ」なのか。
あたまで考える「気持ちよさ」に引っ張られていないか。
動きながら、果てしなく自己観察を続けていく。
それ自体が大きな「学び」なのだと思います。
そこから、一生ものの「知恵」が手に入る。
自分のことは、自分でやらなきゃいけないんですよ。
私も、しょっちゅうめげそうになって、
「誰か代わりにやって!」と叫びたくなることだらけですけれど(笑)
それでも、自分の人生を生きるのは、ただひとり、自分だけだから。
肚くくって、進んでいかないとね。
がんばろうね◎
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