あたまはいつだって「取りに行く」ことばかりを考える。一方、おなかは「受け取る」こと(「受けいれる」こと)だけをしている。
顔についている目で世界を見るんじゃなくて、おなかについている透明な目で、世界を「受け取るように」見る。その先に「道」が見えるよ。
灯ともしさんが素敵なブログ記事をお書きになられていました。
以下、記事からの引用です。
ラジオ瞑想、TANDENメソッドのすばらしいなあと感じる点のひとつに、身体的な面で「体が本来持っている働き」を引き出していることです。
たとえば座って実践する際の骨盤の位置。筋肉で立てようとしなくても骨盤は床にトンと置くように座れば自然と骨盤が立つような形になっていること。
一時期、立腰や仙骨を立てるようにとか、反り腰を改善しなくては意気込んでいた私には目から鱗でした。また、息を吐ききってしまえば吸う息は自然と入ってくるということも意外と普段の生活では見過ごされたり、意識していない方が多いように思います。
確かラジオ体操の最後の深呼吸はまず息を吸うのですよね。それがあるからかどうかはわかりませんが「深い呼吸が大切なんですよ」と言うと思いっきり息を吸い込む方が過去に何人かいらっしゃいました。
また、ストレスや緊張が強い人ほど呼吸が早く浅い印象です。何かを足さなくても、既に私たちには備わっているはたらきがある。
信じられなくても、疑ってしまっても、体調や心の状態で感じとれない時であっても、それは既に存在している。
既に在るものに私たちはただ気づくだけ。
それがTANDENであり、TANDENメソッドなのだなあと。
灯ともしさん、ほんとうにありがとうございます!
そうそう! まさしくこの通り! なんです。
さすが灯ともしさん、「真ん中」を感じ取ってくださっています。
ありがたいです。
TANDENメソッドは、「ない」ではなく、
「ある」を前提に組み立てられています。
「ない」ものを「ある」に変えていくのではなく、
「ある」ものを「ある」ものとして受け取っていく、受けいれていくのが、
この瞑想の精神なんです。
これはそのまま「探求」と「探究」の違いと言ってもいいかもしれません。
いまここに「ない」ものを探し求めるのが「探求」。
いまここに「ある」ものを究めていくのが「探究」。
TANDENメソッドでやっていることは、
「探求」ではなく「探究」です。
TANDENメソッド(ラジオ瞑想)「第二」では、毎回、
「ここで私たちがすべきことは、なにひとつありません」
というガイダンスを入れています。
これはほんとうにそうなんです。
世界の実相を「見る」ために、
宇宙のはたらきを「知る」ために、
私たちがすべきことは、なにひとつ、ない。
ただ、ひとつ、ポイント的なものを挙げるならば、
顔面についている物理的な目で、
特定のなにかを「取りに行く」ように見つめるのではなく、
おなかについている透明な目で、
世界のすべてを「受け取る」ように眺めること。
これをすると、世界ということばの意味がガラッと変わって、
神や仏や宇宙やいのちということばの意味が、
理解を超えて、理解されてくるんです。
なにも難しいことはないです。
だって、それは、すでに「ある」のだから。
このあと6時からラジオ瞑想生放送です。
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