今回のお仕事でうれしかったのは、ちょっと前に抱いた「プチトラウマ」が克服されたこと。「自分の体感に嘘はつきたくない」というおなかの声にしたがって、勇気を出してよかった。まあ、めちゃめちゃ緊張したけどな!
昨日、一昨日と、京都でお仕事でした。
京都の底冷え(雪降ってました)でインドでひいた風邪をこじらせまして、
熱が上がり、咳が止まらず、声も出なくなり……
本日も「ラジオ瞑想」はおやすみさせていただきました。
ブログ更新もこんな時間になってしまってごめんなさい。
京都では、浄土真宗本願寺派のお坊さんの研修会にお呼びいただいて、
ほんの少し、私自身のお話をさせていただきました。
ん? 浄土真宗本願寺派……?
って、例の「ボツ原稿事件」のところじゃないか!!!
そう、あの事件は、実はこの宗派で起きていたんです。
ブログには結構明るく書きましたし、
実際、私もダメージを受けている自覚はほとんどなかったのですが、
その二週間後、いざ、同じ宗派のお坊さんたち100名近くの前で、
「体感」をベースにしたお話をさせていただくとなると……
やっぱり、緊張と恐怖でガクガク震える自分がいて。
いや、冗談じゃなく、ほんとうに震えていたんです。
つい先日「NG!」を突きつけられた原稿と同じ内容のことを、
今度は生で! ライブで! たくさんの人目がある中で!
直接お話しさせていただくって、
そりゃ〜めちゃめちゃ怖いし、震えますよ!!!
もう、半分涙目でした……。
もちろん、今回は無難に、違うお話をしてもよかったんです。
TANDENメソッドが生まれる前に講演でお話ししていたような、
ある意味私の「鉄板ネタ」みたいなものをお話しすれば、
その場は丸くおさまって、双方笑顔のうちにお仕事を終えられる。
でも、私のおなか(TANDEN)は、
それじゃあゆるしてくれなかったんです!(涙)
体感に沿った話でないと意味がない。
TANDENメソッドが生まれるまでのプロセスを、
いま、ここで、100人のお坊さんを前に話しなさい。
がーーーん。
しかしながら、TANDENさまの命令は絶対です。
「やれ」と言われたら「やる」しかないんです。
で、やりました。
瞑想を用いない宗派である、浄土真宗のお坊さん方を前に、
私、ひとりで、TANDENメソッドのお話、させていただきました。
今度こそ、この宗派とのご縁が切れてしまうこと、
完全に覚悟の上でした。
それでも、私が、いま、いちばん伝えるべきは、
「体感」のことだと思ったんです。
結果、
なにか、しっかり伝わったものがあったように感じています。
みなさま、ちゃんと受け止めてくださった。
講演後、涙を流しながら「ありがとうございます」と
伝えに来てくださった方もいらっしゃいました。
(しかも複数名。)
うれしかったです。
お話をしっかり受け止めてくださったこともありがたかったし、
なにより、どんなに怖くても、震え上がっても、
そこから逃げずに、やるべきことをやれた自分がうれしかった。
自分に拍手です。
よくがんばったよ、私。
勇気を出してよかった。
いまはインド風邪の猛威に触れてぶっ倒れていますけれど、
それでも、おなかはポカポカです。
満足感の中で、今日は一日中、布団の中で休んでいよう(笑)。
明日は「ラジオ瞑想」できるといいな。
またツイッターでお知らせしますね!